Portageにも限界はある anchor.png

Gentooにいろいろ便利そうなツールをインストールしたり、紹介記事等を見てみると、『お、これ入れてみよう』と思い立った場合、Portageにない場合があったりします。私がぶち当たった壁はdavical等。

パッケージマネージャにパッケージが含まれていないなんてのはよくある話なんですが、なるべくならパッケージ管理システムに統合化しておきたいというのは人情。でもさすがにebuildまで書く技量はないぜ!って方に朗報なのが、laymanです。overLay Managerかな? 例えばdavical等をインスコしたい場合は、sunriseという正規外のportageツリーがありまして、これをOverlayしてあげればパッケージ管理できるようになります。それではやってってみましょう。

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インストール anchor.png

# emerge layman

以上です。

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設定 anchor.png

# layman -L

と打つと、現在追加可能なOverlayPortageの一覧が表示されます。どれが有用かってのはよくわかりません。なもので、各OverlayPortageで管理可能になるツール群は、Portage Overlay自分で調べてみてね。

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OverlayPortageの追加 anchor.png

さて、今回はdavicalやsmbldap-tools等を追加しようと考えています。このツール群は、sunriseというOverlayPortageで管理されているよ、とアナウンスがありますので、sunriseを追加することと致します。

# layman -a sunrise

以上

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make.confの編集 anchor.png

emergeコマンドがOverlayPortageを参照しに行ってくれるよう、以下のコマンドを実施してやってください。

# echo "source /var/lib/layman/make.conf" >> /etc/make.conf
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OverlayPortageの更新 anchor.png

emerge --syncでは更新されません。OverlayPortageを更新するには、laymanコマンドを使用致します。

# layman -S

私は、portageツリーの更新を、cron.dailyで一日一回実施しています。この際に実行するshellなどに追記しておくとよいでしょう。

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結果 anchor.png

これでめでたくdavicalなどのツールも見えるようになりました!めでたしめでたし。

$ emerge -s davical
Searching...
[ Results for search key : davical ]
[ Applications found : 1 ]

*  www-apps/davical [ Masked ]
     Latest version available: 0.9.9.3
     Latest version installed: [ Not Installed ]
     Size of files: 1,973 kB
     Homepage:      http://davical.org/
     Description:   A CalDAV and iCal server
     License:       GPL-2
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自作ローカルリポリトジの作成 anchor.png

自分でいじいじできるリポリトジも追加してみます。参考ページはこちら

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ローカルリポリトジの構成を作る anchor.png

/usr/local/portage/local-overlayというフォルダに、「local-overlay」というリポリトジを作るとしましょう

# mkdir -p /usr/local/portage/local-overlay
# cd /usr/local/portage/local-overlay
# mkdir profiles
# mkdir metadata

profilesディレクトリ内にrepo-nameというファイルを以下の中身で作ります。

# vi repo-name
local-overlay

これがリポリトジの名前です。

metadataディレクトリ内にlayout.confというファイルを作り、親リポリトジを指定します。

# vi layout.conf
masters = gentoo

gentooリポリトジの配下のlocal-overlayになったということです。

次に、このディレクトリ配下をportageさんの権限にします。

# cd /usr/local
# chown -R portage:portage potage

今度は、gentooのportageとlocal-overlayをつなげてあげます。

# cd /etc/portage/repos.conf
# vi local-overlay.conf

local-overlayリポリトジの設定を記述します。

[local-overlay]
location = /usr/local/portage/local-overlay
masters = gentoo
auto-sync = no

場所は/usr/local/portage/local-overlay、親リポリトジはgentoo、emerge --syncの対象としない、です。

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自作ebuidを有効にする anchor.png

/usr/local/portage/local-overlayに、ebuildファイルを持ってきて配置します。私は、まだ有効ではなかったcyrus-imapdの3.0.5を使いたかったので、cyrus-imapd-3.0.4.ebuildをパクって、3.0.5がインストールできるようにしてみます。

# mkdir -p /usr/local/portage/local-overlay/net-mail/cyrus-imapd
# cp /usr/portage/net-mail/cyrus-imapd/cyrus-imapd-3.0.4.ebuild /usr/local/portage/local-overlay/net-mail/cyrus-imapd/cyrus-imapd-3.0.5.ebuild

これは簡単で、ダウンロードしてくるパッケージだけ変更してあげればすんなりできる模様。

# cd /usr/local/portage/local-overlay/net-mail/cyrus-imapd
# ebuild cyrus-imapd-3.0.5.ebuild manifest

ここまで打つと、emergeコマンドで、cyrus-imapd-3.0.5が検索できるようになりまーす。めでたしめでたし。


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