DLNAサーバ
最近、DLNA*1ってキーワードがよく聞かれます。デジタル家電におけるネットワークでの情報交換をするための共通規格ですね。たとえば、HDDレコーダにDLNAサーバがのっかってて、DLNAクライアントがあると、ネットワーク経由にて再生できたりね。まーただし、デジタル系データストリーミングすると、同一会社系でないと再生できないとかありますがね…ただ、PlayStation3はDLNAクライアント規格ですし、昔使用していたAvel Link Playerも、既に発売中止。あーもー、置き換えを検討しないとどーにもなりません。なので、このDLNAサーバを構築して配信しようと至った次第です。
インストール
動画像のサムネイル表示を有効にするために、/etc/portage/package.useに、以下を追加してみます。
net-misc/mediatomb exif thumbnail media-video/ffmpegthumbnailer jpeg png
で、
# emerge mediatomb
おしまい…
設定(config.xml)
/etc/mediatombに、config.xmlってのがあります。こちらに、mediatombの設定を書き込んでいきます。
- <name>タグ
- サーバに表示するサーバ名見出しを書きます。
- <storage>タグ
- mediatombの標準はSQLiteらしいですが、うちではMySQLを運用しています。ですので、MySQLを有効にしてやりましょう~。<host><database><username><password>タグは、mediatombがアクセスするMySQLのデータベースを設定します。後で作りましょうね。
- <server>タグ
- <protocolInfo extend="yes"/>を追加しましょう。PlayStation3で再生させる場合は必要なんだそうです。
- <filesystem-charset>タグ
- UTF-8にする
- <extension-mimetype>タグ
- <map from="jpeg" to="image/jpeg"/><map from="jpg" to="image/jpeg"/><map from="JPG" to="image/jpeg"/><map from="avi" to="video/avi"/>追加
- <ffmpegthumbnailer enabled="yes">
- サムネイル表示を有効にしたい場合はyes
- <online-content>タグ
- YouTubeを参照したい場合は、<YouTube enabled="yes" refresh="28800" update-at-start="yes" purge-after=" 604800" racy-content="exclude" format="mp4" hd="yes">にする。YouTubeは、いろいろとダウンロードさせる画像のインデックスを選択できます。/usr/share/doc/mediatomb-0.12.1/README.bz2をご参照してみてね!!
以上でしょうか。
設定(MySQL)
ココ見ながら、mediatomb用のDB作成、ユーザ権限とパスワードを設定してやってくださいな~
動作とコンテンツ設定
/etc/init.d/mediatomb start
動きました?そしたら、Webブラウザから、http://サーバアドレス:49152/にアクセスしてみてください。mediatombのWeb画面が開きましたでしょうかね。そしたらば、Filesystemの項で、コンテンツがしまわれているディレクトリを、選択して、+とか+の周りに矢印が回っているボタンを押します。すると、mediatombで公開されるディレクトリとして追加されます。
ん~、簡単ですね。PS3などのDLNAクライアントで、サーバが見えるかどうか確認してみましょう!うまくいきましたか??
これで、うちではPlayStation3で、DivX、MP3、写真で撮った画像の表示を行っておりますよぅ~
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