KDEでも日本語入力がしたぁい
立派なデスクトップが構成できたのですから、日本語入力をそつなくこなしてみたいのが人情というもの。せっかくですからね、KDE上のFirefoxから日本語入力して、Webの更新とかしてみたいじゃん。ですので、調べてみました。
GentooJP総本山を訪ねてみる
そしたらね、あったんですよ。ここに。で、おいちゃんのお気に入りの組合せは、uim+anthyです。anthyの特徴は、サーバ/クライアント型の変換システムではなく、端末ごとに変換エンジンを持つ、いわゆるWindowsなどではごくごくふつーの形式の変換エンジンです。変換のキー操作が、比較的Windowsなどで用いられている変換システムと近いので、キー操作で困らないことと、意外に変換操作が賢いので、結構好んで使用しております。uimは、Xウィンドウシステムの入力メソッドであるXIMとのインタフェースを提供してくれるツールで、さまざまな変換エンジンに対応している模様。最近はuim+anthyで日本語入力環境を構築している人が多い、ように見受けられます。
ではインストールをば
KDEではXIMがまともに動作しない模様ですので、immodule for QTを利用するそうです。なのでUSEフラグにimmqt-bcを追加して
# emerge --newuse -D world
次に、uimとanthyをインストール
# emerge uim anthy
おしまい。んで、自分のローカルディレクトリに、.xprofileを、以下の感じで作ってみる
export XIM="uim-xim" export XMODIFIERS="@im=uim" export GTK_IM_MODULE="uim" export QT_IM_MODULE="uim" exec uim-xim& exec uim-helper-toolbar-gtk-systray & exec uim-toolbar-qt &
これだけやったら、KDEにもう一度ログインし直してみる。『a』という文字がパネルに表れましたね。ついでにパネルの上にツールバーが出ましたよね。これで、QTのツール、GTKを使ったツール、Xオリジナルのツール全てで日本語入力が可能になりました。『半角/全角』ボタンで日本語入力の切替えが可能だし。まんまWindows感覚だな~、うん。
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