※現在は、NextCloudのWebサービスでのCalendarアプリに移行しております。
昨今セキュリティが厳しい…
最近、セキュリティについてうるさく言われるようになって来ました。んで、仕事用のPC等では、ソフトも許可されたものでないと自由にインストールできなくなってきてしまったんですよね。
おいちゃんは、スケジュール管理にCaldavを用いてます。でCaldavクライアントに、Mozilla Thunderbird+Lightningの組み合わせを使用しています。メーラとスケジュール管理が一括で出来る便利さに加えて、スケジュール/Todoエディット機能が強力なんですよね。また、マルチプラットフォームでOSを選びませんから、どれでも動いて便利と来てる。が…このThunderbirdが、どうもインストール許可されているソフトウェアから外れている模様で…
で、考えた結果、PCにソフトをインストールしなければいいんだ、ということに行き着きまして。で、WebアプリのCaldavクライアントがあれば解決だね~。ということになりました。Webアプリのメリットは、サーバにアクセスすれば、クライアント側にソフトをインスコしなくても使用出来るところですね。その代わり、機能が限られているところが難点なのですが…。
今回は、CaldavZapで行ってみよう
CaldavZapは、JQuery+Javascriptで記述されているCaldavクライントです。メリットとしては、Javascriptはブラウザ側で動作するため、サーバサイドに負荷をかけないことです。また、ネット上でも紹介ページがあり、
- Googleカレンダーに近いインタフェースで高機能である
- Davicalサーバで動作確認されている
と、いうことで、ちょっと良さそうかなー。今回チャレンジしてみたいと思います。
インストール
CaldavZapのホームサイトに行き、パッケージをダウンロードしてきます。ZIPファイルですので、このファイルを解凍し、WebサーバのDocumentRoot上に配置します。以上♪
設定
パッケージページ内のreadme.txtにインストール方法が書いてあります。が、英語です。地道に読めばいいのですが、後々もう一度やることもあるかもしれませんので、日本語化しておきます。この中に、Normal Setup/Devel Setup/Special Setupと3つ書かれているのですが、Davical側の認証を利用して各ユーザごとのCaldavスケジュールを選択したいので、Special Setupで行ってみます。幸いPHPも5.3にアップデートしてるので、大丈夫でしょう~。
config.jsの設定
パッケージを展開したディレクトリの直下にある、config.jsをいじります。
- var globalNetworkCheckSettingsのパラメータの行。Davical用設定例がありますので、この行を参考にして、hrefのパラメータを、DavicalのURLに変更します。
- var globalUseJqueryAuthをtrueにすることで、Jquery認証をON
- var globalInterfaceLanguageja_JPに。デフォルトを日本語にします。
- var globalTimeZoneAsia/Tokyoに。
表示をカスタマイズしたい場合は、その後の行に幾つかパラメータがあります。Google翻訳先生の力等を借りて、後でお好みに変更してください。大体true/falseのスイッチになってます。
結果
うまく設定が済めば、こんなふうに表示されるはず。CaldavZapのデモサイトです。複数の共有カレンダーや、色分け表示も出来るので、非常に便利ですね♪
Caldavクライアントが使用できない時の、緊急時のインタフェースとして、是非どうぞ~。
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