状態モニターは重要
やはり、クルマの調子を監視するためには、メータ類が多いほうが良いですね。とはいえ、かっこだけのためにメータをどっちゃりつけておくのもどうかと思います。
で、本当に必要そうなメータはなんだろうと考えて見ましょう
- タコメータ
- 水温計
- 油圧系
- 油温系
- ブースト計
と言ったところでしょうか。
- タコメータ
- いわずと知れたエンジン回転計。コレが無いとエンジンの回転数、ふけ上がりの良さ、エンジンパワーの発生状態等はモニタリングできませんね。標準の奴で十分。REV警告灯もあるのでばっちり
- 水温計
- 標準のメータについてるから十分じゃなーい?と思いたいですが、コレがあるとかなり違いますね。というのも、実際水温ってかなり走行状態によって上下してるからです。標準の奴だと、真ん中へんぐらいでほとんど動きませんが、普通の走行時は80~90度前後、ぶん回すと100度以上に跳ね上がります。で、ラジエターキャップの開弁温度(110度位?)をはるかに超えるとオーバーヒートします。GDBの場合はパワーダウンさせるようにコンピュータがコントロールするみたいですが。
- 油圧計・油音計
- エンジンにはエンジンオイルが必須。無いとエンジンが焼きついてしまいます。で、油圧は何のためか。油圧が無いってことはエンジンオイルが無いことと一緒です。ちゃんと監視しましょう。ちゃんとオイルは入れてあるのに油圧が無いとすると、油温が上がりすぎて油膜切れを起こしてるってことですね。油音計を見たらびっくりすることでしょう(でもまぁそんなときにはオーバーヒートしてると思いますけどね)。後は暖気の完了を知るためには本当は油圧、油温を見ることが必要です。油圧がアイドリング中でも6kg位を指しているときは温まっていない証拠。アイドリング時に2kg程度を指していたら温まった証拠です。水温よりも本当はこちらのほうが重要です。油温は標準で90度前後。110度とか超えたらかなり熱い。130度とか行ったら結構危険サインです。
- ブースト計
- 普段は特にいらないでしょうね。でも、ブーストアップとかするような場合は必要なようです。どの程度ブーストがかかっているかを管理していないとエンジンに過剰な負担をかけてしまいます。あとは、ブーストを掛けないような走りをして燃費走行をするための目安にするとか(笑)
で、おいちゃんはというと
どれもつけて無いです(笑)。その代わり、R-VITというBLITZが出しているマルチメータをつけてます。コレは、コンピュータの診断端子に接続して、ノーマルコンピュータがモニタリングしている情報を表示すると言うもの。クルマについているセンサーの情報を全て表示してくれます。スピード、回転、エアフロ、O2、水温、ブースト、アクセル開度、インジェクター噴射時間、点火時期など等。これはかなり嬉しい。エンジンを制御するためのコンピュータがどう感じているかが分かるので、エンジン制御と直関係するわけです。異常があった場合、こちらの方が正確に判断可能です。しかも、故障診断機能がついているので、センサー類の沈黙故障も感知できますし。これはいい!ただ、コンピュータ換装してる場合は使えるのかな?まぁおいちゃんは変えるつもり無いのでいいんですけど。故障診断端子さえあればオッケーかもしれません。
どんな風に使っているか。
インプレッサの泣き所は冷却系です。基本的には水温をモニタリングするために使用しています。これが、相当上下します。で、走っているときは水温が85度くらいで安定しているのですが、アイドリングが長くなると100度近くまで上昇します。これを見ていると、ターボのアフターアイドリングって要らんよなぁ…と思います。ホントは油温を見てるほうが正確なんでしょうけどね。R-VITではモニターできん。で、実際冷却能力が弱すぎれば、ラジエター交換するか?とか考えないといけんわけですね。
次はブーストメータ。それとスロットル開度をチェックしています。これは何故かと言うと、ブースト&スロットル開度がエンジンの発生パワーと直結するから。尚且つ、燃費走行するためには、この数値をなるべく小さくする必要があるからですね。ガスが残り少ないときはこいつらとにらめっこ。ブーストが0を超えないように、スロットル開度が40%超えないように…(笑)
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