2: 2010-11-28 (日) 01:14:36 maruo Attached file: cacti.png |
現: 2013-02-06 (水) 02:28:30 maruo | ||
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Line 16: | Line 16: | ||
データベースをまず作成する。 | データベースをまず作成する。 | ||
# mysqladmin -u root -p create cacti | # mysqladmin -u root -p create cacti | ||
+ | |||
作成したデータベースにユーザ権限を設定する | 作成したデータベースにユーザ権限を設定する | ||
# mysql -u root -p | # mysql -u root -p | ||
Line 23: | Line 23: | ||
mysql> flush privileges; | mysql> flush privileges; | ||
mysql> q | mysql> q | ||
+ | |||
テーブルを設定する | テーブルを設定する | ||
# mysql -p cacti < <cactiをインストールしたディレクトリ>/cacti.sql | # mysql -p cacti < <cactiをインストールしたディレクトリ>/cacti.sql | ||
Line 53: | Line 53: | ||
*カスタマイズ [#x3d52a9a] | *カスタマイズ [#x3d52a9a] | ||
**アクセスしてみて、監視設定を行ってみる。 [#pa7b47f6] | **アクセスしてみて、監視設定を行ってみる。 [#pa7b47f6] | ||
- | ブラウザで、http://サーバ名/<cacitのインストール先>にアクセスしてみましょう。cactiの初期設定画面が出てまいります。そこから先の設定は…例えば[[StackAstarisk SNMPによるネットワークシステムの監視第5回:Cactiの利用>http://www.stackasterisk.jp/tech/systemManagement/snmp05_01.jsp]]とか見ると、グラフィカルで分かりやすいですね。参照して設定してみてください。 | + | ブラウザで、http://サーバ名/<cacitのインストール先>にアクセスしてみましょう。cactiの初期設定画面が出てまいります。そこから先の設定は…例えば[[RRDTool+Cactiによるサーバ監視(Linux編)>http://www.aconus.com/~oyaji/suse9.3/cacti_linux.htm]]とか見ると、グラフィカルで分かりやすいですね。参照して設定してみてください。 |
**poller(周期監視処理)を設定する [#t570474b] | **poller(周期監視処理)を設定する [#t570474b] | ||
せっかくspine設定したから、それ使用したいですよね。こんな感じ。 | せっかくspine設定したから、それ使用したいですよね。こんな感じ。 | ||
Line 61: | Line 61: | ||
以上です。 | 以上です。 | ||
**CPU温度とHDD温度のグラフつくってみる。 [#y60d6c90] | **CPU温度とHDD温度のグラフつくってみる。 [#y60d6c90] | ||
- | さっきの、[[StackAstarisk SNMPによるネットワークシステムの監視第6回:Cactiの応用設定>http://www.stackasterisk.jp/tech/systemManagement/snmp06_01.jsp#1]]に分かりやすく書いてありますね。やってみてやってください。ヒントは、[[先ほど設定したextTableのMIBオブジェクト>Gentoo Linuxな生活/SNMPで悩む#tdcbac53]]は、.1.3.6.1.4.1.2021.8.1、出力を取得できるextResultオブジェクトは、.1.3.6.1.4.1.2021.8.1.100あたりから取得できるっすよー。 | + | さっきの、[[RRDTool+Cactiによるサーバ監視(Linux編)>http://www.aconus.com/~oyaji/suse9.3/cacti_linux2.htm]]に分かりやすく書いてありますね。やってみてやってください。ただし私は、SNMP経由で取得としてます。ヒントは、[[先ほど設定したextTableのMIBオブジェクト>Gentoo Linuxな生活/SNMPで悩む#tdcbac53]]は、.1.3.6.1.4.1.2021.8.1、出力を取得できるextResultオブジェクトは、.1.3.6.1.4.1.2021.8.1.100あたりから取得できるっすよー。 |
**できたグラフを、HTMLページにExportしてみる [#y1e7fcb8] | **できたグラフを、HTMLページにExportしてみる [#y1e7fcb8] | ||
Line 73: | Line 73: | ||
*結果 [#s951dd43] | *結果 [#s951dd43] | ||
こんな感じね。ちなみに、CACTI自体は、家からしかアクセス出来ないように設定してあります。外部参照用には、Exportしたグラフを見るようにしてあります。 | こんな感じね。ちなみに、CACTI自体は、家からしかアクセス出来ないように設定してあります。外部参照用には、Exportしたグラフを見るようにしてあります。 | ||
+ | |||
&ref(cacti.png); | &ref(cacti.png); | ||
+ | |||
+ | *追記:10Gbyte超えメモリだと、グラフ化されない件 [#qbb53e56] | ||
+ | Cactiで、デフォルトでData Templates→ucd/net - Memory - Buffersやucd/net - Memory - Cache、ucd/net - Memory - Freeを使用してメモリ使用率を取得すると、10Gbyteを超えるメモリの使用率がグラフ化されません。 | ||
+ | |||
+ | **なんでか~? [#j01d4624] | ||
+ | よくよく調べた所、Maximum Valueが10Gbyteに制限されているんですね。この欄にUを設定して見てください。10Gbyte超えの領域がモニタリングされるようになります。 | ||
+ | **それでもダメな場合 [#i41e1df0] | ||
+ | rrdtoolで取得されているデータベース側の属性を変えてやります。rrdtoolで収集されたデータベースは、<cactiのWebソースがあるディレクトリ>/rra配下にあります。この下にある、メモリ使用率を収集しているファイルの属性を変えてやります。メモリ使用率を収集しているファイルは、CactiメニューのData Sources→メモリ収集しているデータ・ソースのData Source Path項目に記述されております。で、このファイル名が仮にhost_mem_buffers_28.rrd,host_mem_free_29.rrd,host_mem_cache_30.rrdとします。こいつらの属性をコマンドラインで変更してやります。 | ||
+ | # sudo rrdtool tune host_mem_buffers_28.rrd -a mem_buffers:U | ||
+ | # sudo rrdtool tune host_mem_cache_30.rrd -a mem_cache:U | ||
+ | # sudo rrdtool tune host_mem_free_29.rrd -a mem_free:U | ||
+ | |||
+ | これできちんととられるようになりました。ホッ |