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Gentoo Linuxな生活​/他のクラウドストレージと同期 のバックアップ差分(No.1) :: Nest Of Hawk

xpwiki:Gentoo Linuxな生活/他のクラウドストレージと同期 のバックアップ差分(No.1)

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1: 2017-12-27 (水) 07:11:31 maruo ソース
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 +*他のクラウドストレージと同期 [#jff7e032]
 +自分オリジナルのクラウドストレージを使用していて、ふと思ったこと
 +「大きいサイズのファイルをメールなどで転送するときに使いたいが、自宅のサーバに他人をあまりアクセスさせたくないなぁ」
 +
 +で、考えて見た結果。
 +-自分が複数端末でファイル共有するときはNextCloudで
 +-人の間で共有するときは、外部クラウドストレージ(GoogleDriveやらDropBoxやら)で
 +
 +できないものかと考えました。結果…ありました。NextCloudに、External storage support てのがありました。ので設定してみます。
 +
 +*方針 [#xf6d9c3a]
 +-いくつもクラウドアプリを追加するのは面倒なので、NextCloudに統合し、PCのあるフォルダにファイルを置くと、NextCloud経由でクラウドストレージに
 +ファイルが行くようにします。
 +-追加したクラウドストレージは、個人用としておきます。つまり、私のアカウントのクラウドストレージは、私のみが使用できるようにする。他のアカウントも同様
 +
 +*インストール [#i42c0a37]
 +**NextCloud側 [#f6272c57]
 +admin権限でログインし、アプリ管理から、以下を有効にします。
 +-External Storage Support
 +
 +で、[[このページ:https://docs.nextcloud.com/server/12/admin_manual/configuration_files/external_storage_configuration_gui.html]]にある設定手順に従って、ストレージを追加します。
 +
 +私は、GoogleDriveを選択致しました。GoogleDriveの特徴としては以下。
 +-無償で15GB使用可能。無償のストレージとしては一番ファイルサイズが大きい。
 +-セキュリティ評価はいまいち。特にGoogleさんがファイルを当局に提供する場合がある、とのこと
 +
 +さて、ストレージを選ぶ際のポイントは、容量とセキュリティでしょう。私はセキュリティは二の次としました。なぜならば…一時的なファイル交換ストレージで、秘匿性の高い情報を長期間に渡って置いておくつもりがないから。
 +単なるTempファイルと割り切って使います。
 +
 +**Windows [#r362fa22]
 +NextCloudで、個人アカウントにログインすると、上記NextCloudで設定した際の識別名が、ファイル一覧画面に追加されております。このフォルダにアクセスすると、外部ストレージが見えるようになります。
 +
 +他のNextCloudで同期したフォルダと同様に、GoogleDriveに相当するフォルダも扱う事ができます。
 +
 +NextCloud同期クライアントに、Windows側で同期するフォルダ-NextCloudで同期するGoogleDriveフォルダの組み合わせを教えてあげます。後は、Windows側でファイルをコピーするとGoogleDriveにも勝手に転送されます。削除すると消えます。
 +
 +**Android [#b9ced22a]
 +いつも通りNextCloudクライアントで使用することができます。
 +
 +**Web [#m649428d]
 +Nextcloudでユーザログインすると、GoogleDrive識別名のフォルダがあります。ここでファイル操作をすればよい。
 +
 +*効果 [#ofa14e7c]
 +-ストレージの違いを意識せずに、シームレスに複数ストレージを使用できるようになった。
 +-既にインストール済のクライアントに統合されるので、新規に設定する手間が最小限で済む
 +-NextCloudストレージを、他人に晒すことなくファイル共有ができるようになった
 +
 +NextCloud、育てると非常に楽しい♪
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