※NextCloud 13.0.0から、GoogleDrive/DropBoxのサポートが外れてしまいました…。現在(2018/2/12)はGoogleDrive連携が動いておりません。 *他のクラウドストレージと同期 [#jff7e032] 自分オリジナルのクラウドストレージを使用していて、ふと思ったこと 「大きいサイズのファイルをメールなどで転送するときに使いたいが、自宅のサーバに他人をあまりアクセスさせたくないなぁ」 で、考えて見た結果。 -自分が複数端末でファイル共有するときはNextCloudで -人の間で共有するときは、外部クラウドストレージ(GoogleDriveやらDropBoxやら)で できないものかと考えました。結果…ありました。NextCloudに、External storage support てのがありました。ので設定してみます。 *方針 [#xf6d9c3a] -いくつもクラウドアプリを追加するのは面倒なので、NextCloudに統合し、PCのあるフォルダにファイルを置くと、NextCloud経由でクラウドストレージに ファイルが行くようにします。 -追加したクラウドストレージは、個人用としておきます。つまり、私のアカウントのクラウドストレージは、私のみが使用できるようにする。他のアカウントも同様 *インストール [#i42c0a37] **NextCloud側 [#f6272c57] admin権限でログインし、アプリ管理から、以下を有効にします。 -External Storage Support で、[[このページ:https://docs.nextcloud.com/server/12/admin_manual/configuration_files/external_storage_configuration_gui.html]]にある設定手順に従って、ストレージを追加します。 私は、GoogleDriveを選択致しました。GoogleDriveの特徴としては以下。 -無償で15GB使用可能。無償のストレージとしては一番ファイルサイズが大きい。 -セキュリティ評価はいまいち。特にGoogleさんがファイルを当局に提供する場合がある、とのこと さて、ストレージを選ぶ際のポイントは、容量とセキュリティでしょう。私はセキュリティは二の次としました。なぜならば…一時的なファイル交換ストレージで、秘匿性の高い情報を長期間に渡って置いておくつもりがないから。 単なるTempファイルと割り切って使います。 **Windows [#r362fa22] NextCloudで、個人アカウントにログインすると、上記NextCloudで設定した際の識別名が、ファイル一覧画面に追加されております。このフォルダにアクセスすると、外部ストレージが見えるようになります。 他のNextCloudで同期したフォルダと同様に、GoogleDriveに相当するフォルダも扱う事ができます。 NextCloud同期クライアントに、Windows側で同期するフォルダ-NextCloudで同期するGoogleDriveフォルダの組み合わせを教えてあげます。後は、Windows側でファイルをコピーするとGoogleDriveにも勝手に転送されます。削除すると消えます。 **Android [#b9ced22a] いつも通りNextCloudクライアントで使用することができます。 **Web [#m649428d] Nextcloudでユーザログインすると、GoogleDrive識別名のフォルダがあります。ここでファイル操作をすればよい。 *効果 [#ofa14e7c] -ストレージの違いを意識せずに、シームレスに複数ストレージを使用できるようになった。 -既にインストール済のクライアントに統合されるので、新規に設定する手間が最小限で済む -NextCloudストレージを、他人に晒すことなくファイル共有ができるようになった NextCloud、育てると非常に楽しい♪
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