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1: 2014-10-05 (Sun) 22:16:58 maruo  |
| + | *IP電話はどういう仕組で動いているのでしょう? [#xf016708] |
| + | IP電話は、SIP((Session Initiation Protocol、セッション確率プロトコル))というプロコトルを用いて実現されています。SIPは元々インターネット上の会議を行うためのプロコトルとして設計され、IPネット上でのリアルタイム通信を制御する目的のプロトコルです。 |
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| + | #ref(sip説明.png) |
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| + | 図に示す通り、SIPサーバ、SIPクライアントで構成されます。SIPクライアントは、起動時、指定のSIPサーバに登録します。すると、SIPサーバ上でReadyになった通信端末として認識されます。SIPクライアント1からSIPクライアント2を呼び出すと、SIPクライアント同士での通信ネゴシエーションが行われ、通信がOKとなると、RTPと呼ばれるデータトランスポートが開きます。RTPを用いて、音声や画像等のデータストリームが通信されて、電話やTV会議として成立する、というわけです。 |
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| + | ただ、その2に示すように、SIPサーバでRTPを中継するような設定もできて、この方が柔軟な設計がいろいろできます。暗号化とかコーデックの違いとかを吸収できたりね。 |
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| + | *Asteriskは何するの? [#mda9c381] |
| + | 今回、IP電話を用いたPBXということなので、スマホなどの端末からみるとSIPサーバ、050plusやFUSION IP-Phone SMART等のIP電話事業者からみると、SIPクライアントという位置づけになります。SIPによる通信制御及びRTPによるデータストリームの通信を全て中継し、制御するという位置づけのソフトになります。 |
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