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Backup source of 奥深き写真の世界への誘い​/レンズについて​/レンズ数値について (No. 1) :: Nest Of Hawk

Backup source of xpwiki:奥深き写真の世界への誘い/レンズについて/レンズ数値について(No. 1)

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*レンズはどれチョイスしよう~。 [#p4cb31dc]
非常に悩ましい問題です。まずはレンズの基本について。

*レンズの基本数値 [#ta633d9c]
**焦点距離 [#sd5791af]
レンズの基本数値の代表格。50mmとか、135mmとかよく言われるじゃないですか。これは何かと言うと、レンズ受光面から、焦点を結ぶまでの光が通る長さ。レンズ設計時に決まってしまいます。この数字が違うと何が変わるか。
画角が変わります。画角とは何か。撮影点で撮影した際に、写真に写る範囲を示します。例えば、対角線魚眼だと、写真の四角面の対角線で180度の範囲が写ります。つまり、自分の前半分の風景が全て。逆に、焦点距離が長くなると、だんだん角度が狭くなっていきます。500mmになると、前向き約4度の範囲。つまりその4度の範囲が拡大されて写ります。

**絞り [#ja0541c1]
一般的にF値と言われます。F1.4とか、F2.8とか。F3.5-5.6とか。これは、そのレンズが使用できる最小絞りを示します。この絞り値が小さいと、より明るいレンズです。つまり、F値を小さくしていくと、暗いところでも早いシャッタースピードが使用できるということです。

**ちなみに~… [#ve618064]
標準レンズといわれる35~85mm近辺のレンズは、わりと安いのですが、12mmとかの超広角、400mm、500mm等の超望遠になると、値段は跳ね上がります。つまり作るのが難しいということ。

また、F値が小さいレンズは、より多くの光を取り込むことができる、性能のいいレンズということになり、やっぱり高い。

**ズームレンズ [#a2ec4f1e]
これは、焦点距離をある程度自由に変更できるレンズのことです。例えば、24-85mmだと、24mmから85mmまで、無段階に変更できます。なので、画角のコントロールが容易。例えば、撮影場所が固定されてて動けない時等は、非常に便利です。

但し、ズームになると、レンズ性能が、単焦点(焦点距離が固定のレンズね)と比較して落ちます。また、明るいレンズも作りづらい。なので、F2.8が限界ですね~。

**単焦点レンズとズームレンズ、どちらがいいのん? [#f71e88ec]
単焦点レンズの特徴は、以下ですね。
-光学系を固定で作っているので、光学性能(解像度、コントラスト、周辺光量落ち、色収差などなど)は高く出来る。つまり綺麗に撮れると言うこと。
-いろんな画角で撮りたい場合は、レンズを何本も持ち歩かないといけないので、荷物が重くなる

逆にズームレンズの特徴は以下。
-複数の画角が一本で済むので、機材が軽くて楽チン。
-絶対的に、光学性能は単焦点にはかなわない。

なもんで、向き/不向きがあります。
-歩き回って、被写体に寄ったり離れたりが容易にできるなら単焦点のほうがいい。極論、35mmや50mm一本でも事足りる
-身動き取れないようなケース(展望台やイベント会場で、いろんな画角で撮りたいなど)は、ズームの方が便利

なので、スナップ等は単焦点、風景やスポーツ等はズームといった使い分けがよさそうですね~。

そんなに何本も買えないよぉ~!1本選ぶならどれがいい?という向きは、以下の2択、かな。
-絶対綺麗にこだわりたい!ならば、汎用性が高い単焦点50mmF値が明るい奴。寄ったり離れたりでいろんな撮り方楽しめます
-機材を減らして、便利に使いたいぜ!ならば、24-85の標準焦点距離のズーム。F2.8,F4とかかな。

*レンズが作り出す被写界深度について [#uf9370ae]
被写界深度とは何か。あるところにピントを合わせたとして。ピントが合っていると、人間の目で判定しても良い範囲のこと。

被写界深度が浅い、というと、ピントが合ってる点はばっちりあっているのだが、その他の場所(というか物理的に前後の場所)のピントがあってる範囲が狭いということ。
被写界深度が深い、とは、ピントが合ってる点以外の場所もある程度ピントが合っている(ように見える)ということ。

つまり、よくボケるか、それとも全面かっちりピントが合うか、ということですね。

被写界深度は2つの要素で決まります。焦点距離と絞りです。
-焦点距離が長ければ長いほど(拡大すればするほど)、被写界深度が浅くなる。短くなると(広角になると)、深くなる。
-絞り値が小さければ小さいほど(絞りを開ければあけるほど)、被写界深度が浅くなる。絞れば絞るほど深くなる。

つまり~、人間の見た目でいえば、肉眼で遠景を見ると、ピントが合って見えるが、望遠鏡とかで覗くと、ピントを合わせるのが大変になる。ピントがボケて見える目が悪い人が、目をしかめて意識的に絞る操作をすると、少しピントが合うように見える。

これができると、何がいいんだい?というと、風景やスナップを撮る時に
-目的の被写体だけ浮き上がらせて、後の背景はぼかして消してしまう
-風景の全体を綺麗にばっちり残す

等のイメージ操作が行えるわけね。

さて。先ほどセンサーの所で、ボケはレンズで決まると書きました。50mmで得られるボケは、やっぱり50mmのボケなんす。じゃあ、なんでセンサーサイズを世間ではいろいろ言うんでしょうね?

センサーが小さくなると画角が小さくなる。これも、センサーのところで書いたとおり。なもんで、小さいセンサーで画角を稼ごうとすると焦点距離を小さくするしかない。すると被写界深度が深くなる。解ります?
なので…小さいセンサーで、大きいセンサーと同じ画角の写真を撮ろうとすると、被写界深度が深く(ボケなく)なるということなんですよ。

じゃあ、小さいセンサーでぼかそうと思ったら?
-とにかく、開放F値の小さいレンズを選ぶ
-焦点距離を長めに取って、遠ざかる
-カメラから見て、ぼかしたい被写体と、写したい被写体の距離の比を大きくする。ざっくりいうと、近づくといい。

以上を気をつけると、小さいセンサーのカメラでもボケを生かした写真が撮れます。ただ、撮影時の制約が増えていくので、ボケを生かした写真を撮りたいときは、大きいセンサーのカメラの方が扱いやすいといわれる訳ね。

*圧縮効果について [#tcfebc9d]

*後悔しないレンズの買い方 [#m51e54dd]
お金が許す限り、なるべく明るい(開放F値の小さい)レンズを買った方がいいと思います。なぜならば…絞りを絞った(F8とかF16とか)撮影は、開放F値に関係なく、どのレンズでも撮れるんです。でも、被写界深度を浅くして、ボケを生かした撮影をしたい!という場合は、開放F値がモノを言ってきます。さっき、撮り方でなんとかなるって書いたじゃん!といわれればそうなんですが…自由度、柔軟性が全然変わってきます。遠ざかって、遠景を入れて、望遠側で…ありゃ、これ以上下がれないや…とか、室内では遠景なんてないしぃぃ~とか。近づいたらピントが合わない!はみ出ちゃった!とか。小さいF値はそのレンズでしか獲得できないので…なので、買えるならば、ね。

普段使いだと、24-85mm F2.8一本で、軽いやつ。ってのが一番取り回し便利だと思います。また、大体購入時に試し撮りさせてくれますので、撮影してみて納得がいったら購入する、というのがいいと思いますね♪

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