1: 2013-04-02 (火) 01:08:58 maruo ソース
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 +*昨今セキュリティが厳しい… [#aa3109b4]
 +最近、セキュリティについてうるさく言われるようになって来ました。んで、仕事用のPC等では、ソフトも許可されたものでないと自由にインストールできなくなってきてしまったんですよね。
 +おいちゃんは、スケジュール管理にCaldavを用いてます。でCaldavクライアントに、Mozilla Thunderbird+Lightningの組み合わせを使用しています。メーラとスケジュール管理が一括で出来る便利さに加えて、スケジュール/Todoエディット機能が強力なんですよね。また、マルチプラットフォームでOSを選びませんから、どれでも動いて便利と来てる。が…このThunderbirdが、どうもインストール許可されているソフトウェアから外れている模様で…
 +
 +で、考えた結果、PCにソフトをインストールしなければいいんだ、ということに行き着きまして。で、WebアプリのCaldavクライアントがあれば解決だね~。ということになりました。Webアプリのメリットは、サーバにアクセスすれば、クライアント側にソフトをインスコしなくても使用出来るところですね。その代わり、機能が限られているところが難点なのですが…。
 +
 +*今回は、CaldavZapで行ってみよう [#a36189ad]
 +CaldavZapは、JQuery+Javascriptで記述されているCaldavクライントです。メリットとしては、Javascriptはブラウザ側で動作するため、サーバサイドに負荷をかけないことです。また、ネット上でも紹介ページがあり、
 +-Googleカレンダーに近いインタフェースで高機能である
 +-Davicalサーバで動作確認されている
 +
 +と、いうことで、ちょっと良さそうかなー。今回チャレンジしてみたいと思います。
 +
 +**インストール [#s0407db5]
 +[[CaldavZapのホームサイト>http://www.inf-it.com/open-source/clients/caldavzap/]]に行き、パッケージをダウンロードしてきます。ZIPファイルですので、このファイルを解凍し、WebサーバのDocumentRoot上に配置します。以上♪
 +**設定 [#idb0576f]
 +パッケージページ内のreadme.txtにインストール方法が書いてあります。が、英語です。地道に読めばいいのですが、後々もう一度やることもあるかもしれませんので、日本語化しておきます。この中に、Normal Setup/Devel Setup/Special Setupと3つ書かれているのですが、Davical側の認証を利用して各ユーザごとのCaldavスケジュールを選択したいので、Special Setupで行ってみます。幸いPHPも5.3にアップデートしてるので、大丈夫でしょう~。
 +***config.jsの設定 [#tf16862d]
 +パッケージを展開したディレクトリの直下にある、config.jsをいじります。''globalNetworkCheckSettings''のパラメータの行。Davical用設定例がありますので、この行を参考にして、hrefのパラメータを、DavicalのURLに変更します。後はいじらなくてもOK
 +
 +表示をカスタマイズしたい場合は、その後の行に幾つかパラメータがあります。Google翻訳先生の力等を借りて、後でお好みに変更してください。大体true/falseのスイッチになってます。
 +
 +***auth/config.incの設定 [#n87d17a0]
 +authディレクトリ配下に、config.incというファイルがあります。これをいじります。
 +:$config['auth_method']='generic';|Davical側の認証コードを使用します。LDAPも使えるようですが、うちの場合、LDAPはイントラ内しかアクセス出来ないので、会社からのアクセスには難がある。このためgenericにしました。
 +:$config['auth_send_authenticate_header']=true;|一度trueにしてやるらしいです。後でもいちど戻すらしい
 +***auth/plugins/generic_conf.incの編集 [#jf4c29f5]
 +さらにさらに、auth/pluginsディレクトリ配下に、generic_conf.incがあります。こちらをいじります。
 +:$pluginconfig['base_url']|DavicalがインストールされているディレクトリへのURLを書きます。ふつーのdavicalのアクセスだと、''http://example.com/davical/caldav.php/ユーザ名/home''等と書きますが、ココへの記載は、''http://example.com/davical/''まで。
 +:$pluginconfig['request']|''caldav.php''と書きます。Davicalの場合だけらしい。
 +
 +ここまでで、一旦caldavzapにブラウザでアクセスしてみます。Caldav取得するときのユーザ名、パスワードでアクセス成功しましたか?それが済んだら、最後です。
 +***auth/config.incを再度編集 [#k0eea07d]
 +:$config['auth_send_authenticate_header']=false;|ここでfalseに戻すらしい
 +
 +以上、終了!
 +
 +*結果 [#c47aedaa]
 +うまく設定が済めば、[[こんなふう>http://www.inf-it.com/caldavzap/]]に表示されるはず。[[CaldavZapのウェブページ>http://www.inf-it.com/caldavzap/]]です。唯一不満なのは、Todoリストで、完了したTodoが非表示に出来ないこと。( ̄ヘ ̄;)ウーン。完了したらDeleteするか、締め切り設定してExpireさせるしか無いみたいね…そこさえ解消すればなぁ。
 +
 +Caldavクライアントが使用できない時の、緊急時のインタフェースとして、是非どうぞ~。


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