1: 2009-10-04 (日) 23:42:27 maruo[5] [6] | 現: 2009-10-06 (火) 02:39:51 maruo[5] [7] | ||
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Line 8: | Line 8: | ||
package.useを開いて、以下を追加します。 | package.useを開いて、以下を追加します。 | ||
- | net-mail/cyrus-imapd -kerberos replication | + | net-mail/cyrus-imapd replication |
んで、 | んで、 | ||
Line 17: | Line 17: | ||
- | *設定 /usr/share/doc/cyrus-imapd-X.X.XX/html/配下に、install-replication.htmlてのがあります。こちらをご参照してね。これに従ってやっていくのですが、以下のように。 [#x3de824a] | + | *設定 [#nafacbcf] |
+ | /usr/share/doc/cyrus-imapd-X.X.XX/html/配下に、{{install-replication.html|install-replication.html}} | ||
+ | てのがあります。こちらをご参照してね。これに従ってやっていくのですが、以下のように。 | ||
- | **予備知識 [#i36a124a] | + | **予備知識 [#n1f1c0ab] |
- | : | + | :マスタサーバ|通常運用するIMAPサーバ。このサーバの情報をレプリカする |
+ | :レプリカサーバ|マスタサーバの情報をコピーするサーバ。この人は、普段は運用されないようにしておく。ていうのも、マスターが死んだあと、復活してくるとまた上書きされるから。 | ||
+ | |||
+ | **マスタ/レプリカサーバ共通設定。 [#j9bcc5f5] | ||
+ | /etc/servicesに、以下を追記します。 | ||
+ | csync 2005/tcp | ||
+ | |||
+ | **レプリカサーバ設定 [#e2fafc09] | ||
+ | /etc/cyrus.confの、SERVICESセクション({}に囲まれているところ)に以下の行を追加するですよ。 | ||
+ | SERVICES { | ||
+ | |||
+ | #その他、pop3/imap/pop3s/imapsの設定やらやら。 | ||
+ | |||
+ | syncserver cmd="/usr/lib64/cyrus/sync_server" listen="csync" | ||
+ | |||
+ | #他にも設定やらやら | ||
+ | } | ||
+ | |||
+ | また、saslpasswd2で、cyrus管理者のパスワード(cyrusのデフォルトだと、cyrusさんかな)を設定しておいてやります。[[ここ>メール+IMAPで悩む#zc8d8469]]参照ね。 | ||
+ | |||
+ | **マスタサーバ側 [#l5fc69bc] | ||
+ | /etc/imapd.confに、以下を追加してやります。 | ||
+ | |||
+ | sync_host: <レプリカサーバホスト名> | ||
+ | sync_authname: <レプリカサーバcyrus-imapd管理者名(ふつうはcyrus)> | ||
+ | sync_realm: <imapユーザ名の@以下(特に指定なければ、レプリカサーバホスト名)> | ||
+ | sync_password: <レプリカサーバで設定したcyrus-imapd管理者パスワード> | ||
+ | sync_log: yes | ||
+ | |||
+ | でおしまい。 | ||
+ | |||
+ | **ローリングレプリケーション [#w707a032] | ||
+ | このままだと、マスタサーバ側で、sync-clientコマンドを実行しないといけません。このため、随時バックアップがうまくいくように、マスタサーバ側の/etc/cyrus.confのSTARTセクションに以下の設定を追加 | ||
+ | |||
+ | START { | ||
+ | # 他の設定やら… | ||
+ | |||
+ | syncclient cmd="/usr/lib64/cyrus/sync_client -r" | ||
+ | |||
+ | # 他の設定やら… | ||
+ | |||
+ | } | ||
+ | |||
+ | 以上です。 | ||
+ | |||
+ | *確認 [#dde628fc] | ||
+ | マスタサーバ/レプリカサーバ双方で再起動してやります。するってーと…うまく動いていれば、レプリカサーバ側の/var/spool/imapを見ていると、続々とコピーされていく様がわかります。んで、ローリングバックアップを設定しているので、リアルタイムに変更が反映されるって寸法。これで、マスタサーバがこけた際でも、バックアップを参照すればいいし、いざマスタのメールが消えた場合でも、レプリカサーバをマスタサーバに変更して、コピーを持ってくればいいって寸法。やったね♪ |
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