1: 2009-08-19 (水) 00:26:01 maruo ソース 2: 2009-10-04 (日) 16:59:13 maruo ソース
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*設定項目いろいろ [#d7b30790] *設定項目いろいろ [#d7b30790]
**CHOSTS,CFLAGS,CXXFLAGS [#of93fdec] **CHOSTS,CFLAGS,CXXFLAGS [#of93fdec]
-Gentooといえば、コンパイルして最適を作るのが王道。やはりバイナリは最適な奴でないとね♪。ちなみに既に閉鎖された?くさいサイトにgcc3.Xでコンパイルする場合の比較的常道な設定方法がありますた。+Gentooといえば、コンパイルして最適を作るのが王道。やはりバイナリは最適な奴でないとね♪
基本的にCXXFLAGSはCFLAGSと同じでいいハズ。CXXFLAGS=CFLAGSね。コンパイル始める前に''/proc/cpuinfo''みてインストールするPCのCPUは調べましょう。 基本的にCXXFLAGSはCFLAGSと同じでいいハズ。CXXFLAGS=CFLAGSね。コンパイル始める前に''/proc/cpuinfo''みてインストールするPCのCPUは調べましょう。
-[[CPUに適切なCFLAGSはココ:http://gentoo-wiki.com/Safe_Cflags#]]を見ると便利です。+[[CPUに適切なCFLAGSはココ:http://gentoo-wiki.com/Safe_Cflags#]]を見ると便利です。ちなみに、gcc4.0以上から、x86/x86_64については、-march=nativeってのを選べるようになりました。これを使うと、何も考えなくても、最適なコンパイルオプションを選択してくれます。~ 
 + 
 +ただし、distccを使用して、並列コンパイルを行うとき、同じCore2でも、Core2Duo、Corei7、Atomでは、コンパイルオプションが異なるので、展開して書いておいてやる必要があります。調べたいよねーということで、こんなことやるとわかります。 
 + 
 + #gcc -E -v -march=native - 
 + Using built-in specs. 
 + Target: x86_64-hawk-linux-gnu 
 + コンフィグオプション: /var/tmp/portage/sys-devel/gcc-4.3.2-r3/work/gcc-4.3.2/configure --prefix=/usr --bindir=/usr/x86_64-hawk-linux-gnu/gcc-bin/4.3.2 --includedir=/usr/lib/gcc/x86_64-hawk-linux-gnu/4.3.2/include --datadir=/usr/share/gcc-data/x86_64-hawk-linux-gnu/4.3.2 --mandir=/usr/share/gcc-data/x86_64-hawk-linux-gnu/4.3.2/man --infodir=/usr/share/gcc-data/x86_64-hawk-linux-gnu/4.3.2/info --with-gxx-include-dir=/usr/lib/gcc/x86_64-hawk-linux-gnu/4.3.2/include/g++-v4 --host=x86_64-hawk-linux-gnu --build=x86_64-hawk-linux-gnu --disable-altivec --disable-fixed-point --enable-nls --without-included-gettext --with-system-zlib --disable-checking --disable-werror --enable-secureplt --enable-multilib --enable-libmudflap --disable-libssp --enable-libgomp --disable-libgcj --enable-languages=c,c++,treelang,fortran --enable-shared --enable-threads=posix --enable-__cxa_atexit --enable-clocale=gnu --with-bugurl=http://bugs.gentoo.org/ --with-pkgversion='Gentoo 4.3.2-r3 p1.6, pie-10.1.5' 
 + スレッドモデル: posix 
 + gcc version 4.3.2 (Gentoo 4.3.2-r3 p1.6, pie-10.1.5) 
 + COLLECT_GCC_OPTIONS='-E' '-v' 
 +  /usr/libexec/gcc/x86_64-hawk-linux-gnu/4.3.2/cc1 -E -quiet -v - -march=core2 -mcx16 -msahf --param l1-cache-size=32 --param l1-cache-line-size=64 -mtune=core2 
 + 存在しないディレクトリ "/usr/local/include" を無視します 
 + 存在しないディレクトリ "/usr/lib/gcc/x86_64-hawk-linux-gnu/4.3.2/../../../../x86_64-hawk-linux-gnu/include" を無視します 
 + #include "..." の探索はここから始まります: 
 + #include <...> の探索はここから始まります: 
 + /usr/lib/gcc/x86_64-hawk-linux-gnu/4.3.2/include 
 + /usr/lib/gcc/x86_64-hawk-linux-gnu/4.3.2/include-fixed 
 + /usr/include 
 + 探索リストの終わり 
 + 
 +/usr/libexec/gcc/x86_64-hawk-linux-gnu/4.3.2/cc1の行をみると、-march=以降、nativeが展開されていますね~。Core2Duoの場合は、上記が最適オプションみたいよ。make.confに書いといてあげましょう。 
 + 
*ネットはPROXY経由だい! [#c1be4615] *ネットはPROXY経由だい! [#c1be4615]
という人は、 という人は、
Line 27: Line 50:
,nptl,NativePosixThreadを使う。Thread系処理が高速化される。しかし、これをやるとLinux2.6しかチョイスできないから注意 ,nptl,NativePosixThreadを使う。Thread系処理が高速化される。しかし、これをやるとLinux2.6しかチョイスできないから注意
-こんなもんですかねぇ?あとはアプリケーション依存ですし、好みで書き加えてくだされ。特にcjkは入れておくべきーかな?日本語manが有効になるし。manpages-jaをインストールして、export LANG=ja_JP.eucJPにすると日本語manが出てきます。コマンド実行のエラーメッセージも日本語になります。結構嬉しい!+*並列コンパイル数 [#s16ef5b6] 
 +(CPU数+1)×2ぐらいが最適値なんだそうです。 
 + MAKEOPTS="-j11" 
 + 
 +*言語選択 [#rd7ef9b9] 
 +日本人なので、日本語選びましょう。 
 + LINGUAS="ja" 
 + 
 +*複数ホストで分散コンパイルする場合は、これを付けときましょう。 [#j3b2bd02] 
 + FEATURE="distcc" 
 + 
 +ちなみに、おじさんは、Core2Duoと、Atom N330のマシン2台で分散コンパイル環境を構築です。なので、MAKEOPTSも、Core2がCPU2つ、AtomN330が4つ、で16なんだけど、コンパイル振り分けにパワー食うので-j11ぐらいで抑えているのですね。


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