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我が愛しのインプレッサ号 のバックアップ差分(No.1) :: Nest Of Hawk

xpwiki:我が愛しのインプレッサ号 のバックアップ差分(No.1)

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1: 2009-08-20 (木) 00:28:39 maruo[5] ソース[6]
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 +[[モータースポーツな世界]]
 +*おいおい、モータースポーツでしょ? [#d1d42d8a]
 +(o ̄∀ ̄)ノ”ぁぃ。モータースポーツなコーナーなので、実は自分の車でサーキット走行記事か?と思われるかも知れませんが、実は私自分の車ではサーキットもジムカーナもやったことがございません!(爆)なんでかっつーと
 +-モータースポーツって金食うのよね
 +-自分の車で事故ったら保険利かなくて痛いよね
 +-サーキット走ると車に手を入れたくなるけどそんな金も無いよね
 +
 +(ノ_・、)シクシク世の中やはりゼニですな。実車で本格的なモータースポーツは結構敷居が高かったりします。という事でまだ二の足を踏んでるおいちゃんでございます。あともう一つ
 +-おいちゃん座高が高くてメットかぶったら車のれねぇんじゃねえの?
 +
 +というのも痛い(爆)
 +*とはいえ [#l4d85584]
 +おいちゃんも30台。子供の頃はスーパーカーブームでした。ぢつはおいちゃんは結構変な子で、その当時からモータースポーツ大好き少年でした。F-1も今で言うティレルがタイレルと呼ばれ、6輪で走っていた頃、今は無きロータスがフェラーリやマクラーレンとしのぎを削っていた頃、アイルトン・セナがデビューする前(!)、第2世代HONDAF-1参戦時代に最強を誇ったネルソン・ピケがネルソン・ピケ"ット"と呼ばれてデビューしたばっかりの頃、CARTで有名なマイケル・アンドレッティやクリスチャン・フィッティバルディのオヤジのマリオ・アンドレッティやエマーソン・フィッティバルディが走っていた頃が一番好きな時代でした((少年サンデーコミックス赤いペガサス参照))。当時小学校3~4年生。
 +
 +その次はバイク。ラッキーストライクヤマハで天才ケニーロバーツ(今は監督か?)が現役の頃、今は忘れかけられた平忠彦が鈴鹿8耐参戦していたころですね((バリバリ伝説の頃のもーちょっと前))。この頃中学生。
 +
 +その後がグループCカー耐久レース(ルマン24時間耐久とかですな)そしてWRCへと至るわけでございます。
 +*んで現在に至る [#xd2608eb]
 +#ref(427195.jpg,left,around)
 +で、ここ10年ぐらいのWRCでの日本車の活躍!すばらしいことです。こんな写真みたいな走りを見せられたらおいちゃんの心は高揚しっぱなしです。実はおいちゃんは昔ST-205セリカSS2に乗ってた時もありまして((人の車でしたが))ST-206セリカGT-FOURが欲しかったのですが(カストロールトヨタのラリーカーのせい)、クルマが欲しいなーと思っていることにうちの会社の先輩のインプレッサ(GC8B)を安く譲ってくれるということで、贅沢は言っておれん、とりあえず初マイカーをもつことにしたのですが、&size(48){これがすっげぇ};のよ、ほんと。それまで乗らしてもらってたセリカなんざ霞んであさっての方向にすっとんでしまうぐらい。遊びなんか全然無い超シビアなステアリング((スバル車の特徴みたいデス))、4WDにもかかわらずくるくると軽快に動き回るフットワークの軽さ、4000回転を超えた瞬間に襲ってくる暴力的な加速。これは間違いなくWRCの血統を受け継いでるクルマに間違いない!といった感じでした。
 +*でね [#i909ffe2]
 +このクルマで近所の山道とか箱根とか伊豆とかあっちこっち行ってみた訳ですが、&size(20){運転するのに覚悟がいる};ことに気づかされました。初期のインプレッサの超ピーキーな特性、初心者なおいちゃんでは追いつかない位のコーナリングスピードの高さ、前後左右のありとあらゆるGにもまれまくりながら、伊豆スカイラインを自分なりの限界近くでずーっと走ってるとね、&size(20){汗かいてくるのよ};ほんとに。このクルマはまぎれも無いスポーツカーだと。日本のスポーツカーを甘く見てましたが、スポーツカーはスポーツする車なのだなと思い知らされた訳で。
 +*そんなクルマのいいところ [#u2c8e1d9]
 +アクセル全開にするとシートにぐぐぐぅーっと押し付けられる加速、コーナー曲がるときの横っ腹押し付けられる感覚、味わってるとね、&size(20){まさに非日常};って言葉がぴったりなんですわ。異次元に行ってしまったような感覚。昔読んだ本の作者が自衛隊のF-15戦闘機に乗ってほんとの空戦訓練を体験したときの後書きに
 +>力が抜けてぐったりとしているのは明らかなのだが、しかし、三島さんのカメラが捕らえた表情からは、ついさっきまで上空でGというとてつもない凶暴な力に体全体を締め付けられ、押し下げられ、肉がよじれ、骨がきしみ、意識がかすれ、ただただ喘ぎ唸っているしかなかった、あの苦痛やつらさは少しもうかがえない。少なくとも写真を眺めている限り、地上から7500メートル駆け上がったはるか空の上で僕が苦しい思いやつらい目にあってきたという風には映っていなかったのである。むしろ、すばらしく気持ち良いことをした後の余韻に浸っているような感じに受け取れる。ぐったりしているのは、心地よいことを思い切り重ねてきたその疲労感から。心ここにあらずと、放心したようなのは、快感が去った後の気だるさに肉体も精神も弛緩して、とろけそうになっているから…。そう、僕にはこの1枚の写真が、苦痛ではなく、快楽をむさぼり、気持ち良いことに酔いしれた後の自分を写した一枚のように思えて仕方が無いのである。気持ち良いこととは、端的に異って、セックスである。(兵士を見よ:杉山隆男著より)
 +
 +うん、これこれ、まさにこれの感じ。クルマを異性に見立てる意味がなんとなく判ったような気がしませんか??日常のなかで非日常を感じさせてくれる瞬間って、ふつーはセックスとかさまざまなスポーツ位なもんでしょう。それぐらい強烈な非日常を感じさせてくれて、なぜこれがスポーツでないと言えますでしょうか?いや、間違いない。絶対スポーツです。ということでモータースポーツな世界に入れさせていただくことにしましょう((かなり強引??))
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