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Gentoo Linuxな生活​/CPU省電力で悩む のバックアップソース(No.1) :: Nest Of Hawk

xpwiki:Gentoo Linuxな生活/CPU省電力で悩む のバックアップソース(No.1)

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*時代はエコ [#pf3bb694]
最近は省電力化がうるさいですね。で、CPUも暇なときは動作周波数を下げるなどの動作をWindows君はしてくれます。Linuxでも、そういうことが最近出来る((いや、実は結構昔から?))ということを知りまして、設定してみました。

*技術背景 [#e0850960]
昔から、ノートPCあたりでは、周波数自動調整機能などは、結構ありましたよね。Intel SpeedStepとか、AMDだとPowerNow!とか。で、最近のCPUは、デスクトップでもそういう機能を持っているらしい。で、今はどうかってーと
:Intel|EIST(Enhanced Intel SpeedStep Technorogy) Core2Duoなんかが搭載している。うちにあるやつだと、Atom N330以外は対応。
:AMD|PowerNow! Athron64以降が対応しているみたい。おいちゃんはしらんけど

*設定 [#f6790c9c]

**Linuxカーネル [#bfcc6515]
まずは、Linuxカーネル側を設定します。
 Power management and ACPI options  --->
 [*] ACPI (Advanced Configuration and Power Interface) Support  --->
    <*>   Processor
      <*>     Thermal Zone
 CPU Frequency scaling  --->
 Default CPUFreq governor (ondemand)  --->
   -*-   'performance' governor
   <M>   'powersave' governor
   <M>   'userspace' governor for userspace frequency scaling
   -*-   'ondemand' cpufreq policy governor
   <*>   'conservative' cpufreq governor
    *** CPUFreq processor drivers ***
   <*>   ACPI Processor P-States driver
   < >   AMD Opteron/Athlon64 PowerNow!
   < >   Intel Enhanced SpeedStep (deprecated)
   < >   Intel Pentium 4 clock modulation
うちの設定ですと、こんな感じ。ポイントは、
-ACPIを有効にする
-ProcessorのACPIをONにする
-CPU Frequency scalingのgovernorを選択する。その際使用したいgovernerのオプションをONにする
-CPU周波数変更用のドライバをチョイスする。

さて、governorってなんやねん?これは、動作時のCPU周波数変更ポリシーです。
:performance|選択周波数内の最大値を選択
:powersave|選択周波数内の最小値を選択
:userspace|ユーザーが動作周波数を手動で設定
:ondemand|CPU負荷や、センサー温度などを判定して自動的に周波数をセンシティブに変更
:conservative|ondemandと似ているが、いきなり変更ではなく、徐々に周波数を上げたり下げたりする

CPU周波数変更用ドライバは
:Intel Core2以上(EIST)| ACPI Processor P-States driver
:AMD| AMD Opteron/Athlon64 PowerNow!
:Intel EIST非対応(Pentium4等)|Intel Pentium 4 clock modulation

を選択します

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