DBの準備
まず、MySQLを使用する前提で参りましょう。
# mysql -u root -p
まずMySQLのメンテナンス画面に入ります。
mysql> CREATE DATABASE `DB名` DEFAULT CHARACTER SET `utf8` COLLATE `utf8_unicode_ci`; mysql> CREATE USER `DBユーザー`@'localhost' IDENTIFIED BY 'パスワード'; mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON `DB名`.* TO `DBユーザ`@`localhost`; mysql> \q
データベースを作成します。そしてここではDB名、DBユーザー、パスワードは適宜設定してくださいね。
以上で終了です。
NextCloudパッケージのインストール
Gentoo PortageにNextCloudはありますが、Maskedパッケージです。なので、package.keywordsにwww-apps/nextcloudを追加してあげます。
# emerge nextcloud
パッケージがインストールされました。もうApacheは構築済と仮定して、nextcloudのセットアップされたURLにアクセスしてみます。NextCloudのセットアップ画面が出てまいりましたね♪
そこで、管理者アカウントをまず設定いたします。ストレージとサービスでは、
- データを置くフォルダ
- NextCloudが使用するDBとその設定(先ほど作ったMySQLの設定)
を指定します。
NextCloud 設定
管理者でログインし、設定(右上の歯車マーク)→管理を選択すると、「セキュリティ&セットアップ警告」に、設定で必要な情報がいろいろ出てきておりますので、それらを色々と設定変更しておきます。 主にはPHPやDBの設定ですね。中でも、キャッシュの設定に、「APCuを入れておきなさい」という警告がありますので、インストールしてあげます
# emerge pecl-apcu
その他は、書いてある指示に従い、php.iniにあるopcacheの項を修正していけばOKだと思います♪
その他、ユーザー認証では、LDAPを追加してあります。設定→アプリで、「LDAP user and group backend」アプリを選択し、追加することで、LDAP認証も有効となります。他にも便利そうなプリが幾つかありますので、適宜用途に応じて追加の上、カスタマイズしていってくださいね~♪
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