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Gentoo Linuxな生活​/他のクラウドストレージと同期 :: Nest Of Hawk

xpwiki:Gentoo Linuxな生活/他のクラウドストレージと同期

※NextCloud 13.0.0から、GoogleDrive/DropBoxのサポートが外れてしまいました…。現在(2018/2/12)はGoogleDrive連携が動いておりません。 ※検討の末、OneDriveを使用するのが最も良いという結論に達しました。

  • 私は既にOffice365に加入している
  • Windowsとクライアントが一体化している。このため、見た目上の使い勝手は、NextCloud連携と同様の事ができる

他のクラウドストレージと同期 anchor.png

自分オリジナルのクラウドストレージを使用していて、ふと思ったこと

「大きいサイズのファイルをメールなどで転送するときに使いたいが、自宅のサーバに他人をあまりアクセスさせたくないなぁ」

で、考えて見た結果。

  • 自分が複数端末でファイル共有するときはNextCloudで
  • 人の間で共有するときは、外部クラウドストレージ(GoogleDriveやらDropBoxやら)で

できないものかと考えました。結果…ありました。NextCloudに、External storage support てのがありました。ので設定してみます。

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方針 anchor.png

  • いくつもクラウドアプリを追加するのは面倒なので、NextCloudに統合し、PCのあるフォルダにファイルを置くと、NextCloud経由でクラウドストレージに ファイルが行くようにします。
  • 追加したクラウドストレージは、個人用としておきます。つまり、私のアカウントのクラウドストレージは、私のみが使用できるようにする。他のアカウントも同様
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インストール anchor.png

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*NextCloud側 anchor.png

admin権限でログインし、アプリ管理から、以下を有効にします。

  • External Storage Support

で、このページにある設定手順に従って、ストレージを追加します。

私は、GoogleDriveを選択致しました。GoogleDriveの特徴としては以下。

  • 無償で15GB使用可能。無償のストレージとしては一番ファイルサイズが大きい。
  • セキュリティ評価はいまいち。特にGoogleさんがファイルを当局に提供する場合がある、とのこと

さて、ストレージを選ぶ際のポイントは、容量とセキュリティでしょう。私はセキュリティは二の次としました。なぜならば…一時的なファイル交換ストレージで、秘匿性の高い情報を長期間に渡って置いておくつもりがないから。 単なるTempファイルと割り切って使います。

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Windows anchor.png

NextCloudで、個人アカウントにログインすると、上記NextCloudで設定した際の識別名が、ファイル一覧画面に追加されております。このフォルダにアクセスすると、外部ストレージが見えるようになります。

他のNextCloudで同期したフォルダと同様に、GoogleDriveに相当するフォルダも扱う事ができます。

NextCloud同期クライアントに、Windows側で同期するフォルダ-NextCloudで同期するGoogleDriveフォルダの組み合わせを教えてあげます。後は、Windows側でファイルをコピーするとGoogleDriveにも勝手に転送されます。削除すると消えます。

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Android anchor.png

いつも通りNextCloudクライアントで使用することができます。

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Web anchor.png

Nextcloudでユーザログインすると、GoogleDrive識別名のフォルダがあります。ここでファイル操作をすればよい。

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効果 anchor.png

  • ストレージの違いを意識せずに、シームレスに複数ストレージを使用できるようになった。
  • 既にインストール済のクライアントに統合されるので、新規に設定する手間が最小限で済む
  • NextCloudストレージを、他人に晒すことなくファイル共有ができるようになった

NextCloud、育てると非常に楽しい♪


Last-modified: 2018-02-18 (日) 09:45:53 (JST) (2252d) by maruo