セキュリティを強化するために anchor.png

まずは、うちの方針としては、外部に公開するSIPレジストリのポートは、SIP-TLSの暗号化ポートに絞ってます。RTPもSRTPにして、通信パケットを暗号化するよう心がけております。 が…ブルートフォースアタックや、パスワードリスト攻撃等で、アカウントが乗っ取られてしまった場合は、通話されてしまいますので、お金がかかってしまいます。これは痛い…

なもんで、SIPレジストリに簡単に成功させないように、ツールを設定します。

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Fail2ban anchor.png

Fail2banは、ログを監視し、ある特定のキーワードにひっかかるような事象があった場合、攻撃してきたIPアドレスに対し、特定の防御をしてくれます。

さて、どー言うことかというと。

Asteriskのログを調べて、ログインに失敗したようなログが出た場合、IPフィルタでそのアドレスを一定時間遮断してくれます。これは効果的な防御ですね~♪

なわけで設定してみましょ。

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インストール anchor.png

Fail2banはGentooPortageにありますので

# emerge fail2ban

でインストールできます。自動起動は

# rc-update add fail2ban default

ですね。

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設定 anchor.png

インストール段階で、結構いろんな認証系の設定が入っております。どのSyslogに何のログが出るかを調べておく必要はありますが…Asteriskの場合はいじる必要なかったっす。

んで、/etc/fail2ban/jail.confってのをみると、いろいろと設定があり、デフォルトでは停止状態になっております。私は、asterisk-tcpってルールの中の

enabled = true

に変更しております。これで、SIP認証に失敗した場合、TCPのポート5060、5061を自動的に遮断してくれます。いやー、これは安心!

さて…これを応用すると、HTTP/IMAP/SMTPの認証に失敗した場合、そのIPを遮断するようなルールも作れます。必要に応じて強化しようと思いまーす。


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Princeps date: 2014-10-05 (Sun) 23:01:39
Last-modified: 2014-10-05 (Sun) 23:01:39 (JST) (3714d) by maruo
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