GC8F ブルーインパルス号初号機
これも思い出深い、自分で買った初の新車です。

形式 | GC8F STIバージョンVタイプR |
出力 | 280ps/6500rpm:36kgm/4000rpm |
使用期間 | 1998/12~2003/8 |
いじりポイント | ホイールProdriveGC-05A |
ステアリングMOMO Race |
見ての通り、ほぼどノーマルで乗っておりました。クルマのポテンシャルが圧倒的に高くって、別に手を入れる必要感じなかったので。これには逸話があって、STiVerVLimitedの神奈川県1号納車だったんだよねー。当時青って標準色でなくて、セールスのにいちゃんに「そろそろ青い奴出るんでしょ?」と裏情報を入手して、発売発表前に契約してしまったものです。なんかね、国内最強と呼ばれる車を一回所有してみたかったんだよねぇ~。次のクルマはもうファミリーカーかなーと思って買ったクルマでした。
インプレッション
乗った瞬間「クラッチが重たい…」そうです、STiはクラッチがちと重い。なおかつミッションがクイックシフトになっていてちと重たい。でもこのクイックシフトがストローク短くてとっても良かったの♪ でもまたクラッチがシビアでよぅ。ちょっとでも回転が合ってないと、「ドカン」って音がするぐらいの変速ショックがくるの。乗り始めの初期の頃はへたくそだったから、ミッション痛めたろうなー。もったいない。
それと特徴がDCCD。おいちゃんは殆どフリー状態で乗ってたのですが、フリー状態だとトルク配分が35:65。決定的に普通の4WDと違って、FR気味なんですよね。実はおいちゃんはこれまでFFとビスカスLSD50:50のクルマしか乗ってなく、テキトーにコーナーに進入してステア切れば曲がるものと思っていました。んが!FRってそうでは無かったんですね。最初ぜんぜんまがらねー!なんじゃこら?そうかと思うと、ぎゅっとブレーキ踏んですっとステア切ると、くるっと回ってくれるじゃないですか。????。その後カートで練習積んでわかりました。FRって荷重移動が重要なんですね。フロントタイヤに荷重が乗ってることが肝だってのがよくわかりました。でもまークルマの運転の基本ですね。いい勉強になりました。
で、エンジンがまた初期型と比べて格段に良くなってるの。まずお馬さん40頭分上積みだからパワフルなのはもちろんですが、4000回転以下のトルクがちょっと上がって、乗りやすくなってます。それでもおっさんのカローラにはついていけまへんが(笑)でも4000回転以上の加速は「圧倒的」の一言。ターボラグも小さくなって、格段にいい!。雰囲気でいうと、するするする・・・ぐわわっ!という感じでトルクが沸いてくる雰囲気。GC8Bの加速装置よりも明らかに使いやすいっす。
でも、上の通りのクラッチ、DCCD,エンジン特性と、やっぱりピーキーなキャラクターの基本は変わってないですね。とにかくシビアーなの。懐深くなったんだけど、GC8のキャラを目一杯エンハンスしきってぴちぴちになったような余裕のなさもちょっとあったかな?GC8Bをしっかり熟成してもう量産としては手の入れようが無いでしょう?って領域までいっちゃいましたね。
女性にたとえると、いろいろ社会も経験して、分別もついてきつつあるけれども、でもまだまだ遊びたい盛りの20代中盤って感じでしょうか。もうそろそろ落ち着けば?って言いたくなるような感じ?(笑)おいちゃんのテクニック(といっても今もあまり無いけど)を磨いてくれた当時最高の歴史に残る名車の一台でしょう。
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