今日びWindowsなんかでもCDやUSBは自動マウントなんですから、Linuxでも自動マウント、アンマウントしてみたいもんですよねぇ。ですので、KDEへのリムーバブルメディア自動検出機能と、autofsの設定をやってみようと思います。はい。
# emerge dbus hal ivman # rc-update add dbus default # rc-update add hald default # rc-update add ivman default
んで、dbus,hald,ivmanサービスを起動して、KDEを立ち上げます。これで、KDEのメニューから、『システムツール』→『アプリケーションプラス』→kwikdiskを起動します。これでOK。CD-ROM、USBメモリなどは、/media/何たら、というディレクトリに勝手にマウントされます。CD系をアンマウントしたい場合は、kwikdiskのアンマウントコマンドにejectを登録。USBメモリの場合は、sudoをインストールして、wheelグループの場合はmount・umountをパスワードなしで実行できるようにしといてあげると、デスクトップPCのような個人でしか使用しないPCの場合は、便利に使えます。
NFSで提供されているネットワークファイルシステムを自動でマウント・アンマウントしてくれる便利なツール。NFSを利用している場合は、automountを設定しておくと、クロスマウント問題などの面倒くさいことを全て回避してくれるという便利ツールです。
# cd /etc/autofs # vi auto.master
/misc auto.miscの行のコメントを削除
# vi auto.misc export -fstype=nfs foo:/export
とか書いておいてやると、サーバfooの/exportというディレクトリを/misc/exportにマウントしてくれます。ちなみに、先のauto.masterに
#/net auto.net
という行があったと思いますが、これをコメントアウトしても問題ない。これだと、なーんも設定しなくても、exportされているNFSフォルダを勝手にサーチして、/net/ディレクトリ にマウントしてくれます。たとえば、サーバfooで/homeをexportしていたとすると、さきのauto.netの行をコメントアウトしてautomountを起動すると/net/homeに勝手にマウントしてくれたりします。アー便利。どちらにするかは好きにしてー
# rc-update add autofs default # /etc/init.d/autofs start
これで設定OK!べんり~。ちなみに60秒オートマウントされたディレクトリにアクセスが無いと勝手にアンマウントしてくれます。
(This host) = https://femt.ddo.jp