2004年7月26日、GentooLinux2004.2がリリースされました。リリースされたと言っても、大きいのはLiveCDが更新されたことなんですけどね。インストール済のサーバのアップデートは実は意外と簡単でした。
まずは/etc/make.profileを削除します
# rm /etc/make.profile
次に、Intelアーキテクチャ用2004.2のプロファイルにリンクを貼ります。この瞬間2004.2のコンフィギュレーションでportageが定義されたと言えます
# ln -s /usr/portage/profiles/default/linux/amd64/2008.0 /etc/make.profile
基本的にこんだけですね…
次は、差分があったシステムをインストールしてやっときます。
# emerge sync # emerge -U system # emerge -U world
おしまい!
なんとまぁたいした事も無くディストリビューションが更新されてしまいましたね。
普通のRPM系ディストリビューションだと、バージョンアップで一苦労です。サーバを落として、LiveCDで立ち上げて、アップデートインストールを選択し、3~4時間待つことになるのですが、Gentooの場合ですと、サーバを稼動させたままアップデートが出来ることですね。現に、Webのアクセスログをみても、バージョンアップ作業中にアクセスがありました。誰も作業に気づかなかったんじゃないかな?Debianとかのaptも同様のシステムですから便利ですわなー。もうFedoraとかにはもどれまへん!
半永久的に結局同じことですね。
ときどき、インパクトの大きい変更があった場合、アップグレードガイドなるドキュメントが周知される場合があります。おじさん最近ハマったのは、libxcbですね。KDEが軒並み起動しなくなった。 ライブラリのバージョンアップは、使用しているアプリケーションが動作しなくなる可能性が高いです。気をつけましょう…
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