常日頃、よりよい生活、より便利な暮らしを求めて、新たなる価値観、便利な道具を開発して、それを利用することで今の生活を享受してますよね。インターネット、コンピュータ、携帯電話、携帯音楽プレーヤー、液晶デジタルテレビ、ハイブリッドカーなどなどなど…大昔と比べて、とてつもなく大きな変化があったというわけではありませんが、我々の常識、文化は大きく変換していますね。
ここ10年での最も大きい変化は、インターネットの台頭と、それによって得られる情報の猛烈な加速でしょうかね。思い返して10年前。私も会社に入社したばっかりぐらいの時かな。そのころってどうだっけ。
どーです?10年というか、干支一周ぐらいの前、こんなんですよ。想像できます?パソコンなんて家にもなく、インターネットで情報を得るなんて夢のまた夢。てかインターネットって何?っていうような時代でしたな…携帯も持ってる人少なかったしなー…それが今や
うっは~~、たった10年で、価値観もここまで変わってしまうとは…今のデジタル革命って、本当にいろんな価値観を変えていっていますよね。
うちらは、この波をもたらした側の人間です。こうしようとして、いろいろなものを作り出してきました。そうすることで、新たな価値観を社会に与え、よりよい世界を作り、ユーザの人たちに満足してもらいたいと、そう願ってるわけです。だからこそ
を作ってるわけで。
我々は、そうすることで、生活を楽にしています。しかし、楽になるということはすなわち人から仕事を奪っているともえいるんだよね。たとえば家電品。昔の家事は重労働でした。でも、今は?掃除機、洗濯機、台所には水道、ガス、電気コンロなど。昔の家事と比べれば、極端に楽になったはずだよね。それすなわち、苦労からの解放と同時にその労働における、人間の価値を奪ったともいえるわけです。たとえばさ、大変な作業を強いられるからこそ、それを軽々とこなす人には、それだけで存在価値があったけど、今はなんでも機械がやってくれるから、そういう意味では、価値は減ってきている。
今まで価値があったことが、急に価値をなくすという激動の時代を生きているわけです。すると、次にうちら人間が目指す先はなんなのか?よりインテリジェンスで、機械じゃ肩代わりできないところに価値を見出すと変わっていかないといけない。でもさ。機械と違って、人間てそんなにすぐ変われるものじゃないじゃん。10年前と比べて、より人間はインテリジェンスで、賢くなったか?と言われれば、さぁ?と言わざるをえないですよね。つまり、単純労働しかできない人は、どんどん肩身が狭くなるのに、世の中は、無駄が排除されていく…人間が作り出した道具が進化していくから…
そして、そのうち今の世界で存在価値をなくしていく人間は、新たな場所に自分の存在価値を見出そうと、新天地を目指すけど、適合できなかった人たちは、どんどん追い詰められていく…実は、今のストレス社会って、そんなところが原因にあるのかなぁ、なんて思ったり。人間は、よりインテリジェンスに革新していかないといけない。いけないにも関わらず、今や、人間の適応能力は、限界に達しているのではないかと思う。いあ、別にこれ以上変われないとは言いません。しかし、ここ10年そこそこの恐ろしい勢いでの価値観の変化に対して、今は付いていけてないのではないかと思う。それがためのストレスであり、それがためのいろんな社会の不協和音なのでは?と。だってさ、今や、少なくとも今日本を支える労働人口の頂点にいるのはうちらアラフォー。アラフォーって、第2次ベビーブーム世代で、とても人口が多い。でも、これからだら下がりしていくでしょ。人口は。んでね、不安なのが、今はやっているさまざまな文化。これって、うちらが子供のころに夢見た世界だったりするんだよね。では、今の子供たち、若い世代が夢見たものってなんだろう?う~ん…夢を持たない子供たちなんて言われていた世代が、これから労働人口に上がってくるんだよね…おじさんちょっと不安です…おかしいなぁ。俺らが入社当時は、40代なんて、すでに現役退いててもおかしくなかったはず(すでに課長さんとかね)なんだけど、まだまだ現役でばりばりやってるのを思うと、「本当にいいんだろうか?」って思ってしまうとですよ。
うちらは、実は今選択しなければいけない時期に来ているのでは?と思います。あらたな価値観に対応できる、より高次な存在たるためにはどういうポジションにならねばならないのか?そのために、われわれはどこに向かわなければいけないのか。あまりにも早く世界が変わってしまったために、今の考えでは対応できないんだろうね。ん~、難しい問題ですね。これ自体がストレスな気もする…
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