玄箱勉強している人には耳たこかもしれませんが、AVRというのは玄箱の電源ボタンや、LEDを制御しているチップです。シリアルでつながっていて、シリアルにいろいろ書き込んでやると、LEDがついたり、いろいろ動きます。ちゃんと設定しないと、電源ボタンが動かなかったりします。そこで、です…
ちゃんと作ってくれる人はいるもので、こんなデーモン書いちゃった人がいます。
# emerge kuroevtd
と打ってみましょう。このAVRの電源ボタンの動きを監視してくれます。なので、電源ボタン長押しでシャットダウン操作とかをやってくれます。かっこいー!
ただ、このままでは電源切れたり、リブートしてくれたりしません。/etc/init.d/shutdown.shとか/etc/init.d/reboot.shってのが、ふつーのGentoo付属の奴では駄目なのです。AVRにコマンドを送ってあげる必要があるのデス。
で、登場するのがこのページの添付についているshutdown.shとreboot.sh。これに置き換えてあげると、shutdown -h nowコマンドでちゃんと電源切れますし、shutdown -r nowでちゃんとリブートするようになります。
このページについているkuro-avr-initとkuro-led-blinkを/etc/init.dに置きます。んで、
# rc-update add kuro-avr-init boot # rc-update add kuro-led-blink default
とします。ついでに/etc/init.d/chechrootの中をいじります。
depend() { before * }
となっている箇所を
depend() { # before * before $(ls | sed 's:\<kuro-avr-init\>::') }
と書き換えてみる。そーすると…2ndboot時、起動中に、DISK FULLランプが点滅するようになります。で、起動が終了するとDISK FULLランプの点滅が止まります。ううー、かっくいい!!