奥深き写真の世界への誘い​/撮影について​/露出補正

露出補正

カメラですぐいじれるパラメータで、露出補正ボタンってのがあるかと。ぐりぐりいじると、-3～+3位で数値が増えたり減ったりしますよね。これってなんじゃろー。

カメラが丁度いい、と思っている露出から、マイナスにすると、暗い方向に、プラスにすると明るい方向に露出をシフトします。 ざっくりいうと、絞り優先モードの場合、マイナス補正はシャッタースピードを速めるもしくは絞りを絞る。プラス補正はシャッタースピードを遅くもしくは絞りを開けます。

まずこちらは、カメラが言うところの適正露出で撮った写真

マイナス補正の効果

全体的に暗くなります。暗くなると、色が引き立ちます。また、影がだんだん強調されてくるので、引き締まったイメージになっていきます。ローキーと呼ばれる写真になりますね。強い光をワンポイントにすると、光と影のコントラストが強くなります。

こちら-1.5段露出をマイナス補正した例。ぐっと暗くなって、色が締まってますよね

プラス補正の効果

全体的に明るくなります。明るくなると、白く飛び始め、色が淡くなります。また、影が消える方向にシフトしますので、やわらかい雰囲気になってきます。

こちらプラス2段補正した例。全体的に明るく、淡く、優しい写真になるのわかりますかね。