え、プリンタにも調整要るの?
と思われた方も多いでしょう。私もそうでした
結局プリンタも出力装置のため、ディスプレイと同じように調整が必要です。これでカメラ→ディスプレイ→プリンタと共通の色設定で出力できるわけね。カメラで撮ったイメージが、そのままプリンタに出力されるわけです。
で、そのやり方ってどーやるのよ、ってとー…プリンタの場合複雑でね。印刷する紙によって色調整全然違うわけですよ。
マジで??
て思うでしょうが、これがねー…
紙って、よく見ると真っ白い紙と、若干黄色未がかってる紙とあると思います。プリンタは白い色は印刷しないで、紙自身の白を使用します。なもんで、多少黄色い紙になると、未調整だと全体が黄色にシフトするんだよね。なもんで、これは補正してあげる必要がある。
紙の材質、形状、インクの相性で、発色性が違うわけですよ。単純印刷で色が濃く見えたり、淡くなったり。
そんなわけでね、プリンタ、インク、紙の組み合わせで、色調整って無限にあるんだよねー…
そんなにいちいち調整できないっすよー
という向きに、先ほどディスプレイの色調整で出てきたICCプロファイルってのが、代表的なプリンタであれば各紙のメーカーから配布されてます。これを使うといい。各プリンタメーカの純正紙のICCプロファイルはデフォルトでインストールされるので、後はサードパーティ製。ILFORD[6]、ハーネミューレ[7]、ピクトリコ[8]は配ってましたね。他には、富士フィルム[9]は印刷パラメータの指定とかが書いてありますね。で、これを使ってどう印刷するか、ですが…
と、完全にコントロールされたプリントが出来ます。なお、顔料フォトプリンタであればICCプロファイルあるんだけど、染料プリンタとかだとICCプロファイルが無い事が多いっす。なもんで、ICC自作するしかないんだが…そするとすげー高いキットになるし、自作も結構な手間なので…こういう手間を避ける意味でも、顔料フォトプリンタ用意した方が楽チンかなー、と思います。Colormunki Photoを購入した理由は、プリンタ色調整が簡易的に出来る機能が付いてたから、なんだよね~。でもめんどーくさいし思い通りにならないしで…大変…
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