一年毎の定期更新
1年前のGDBE型もかなりのビッグマイナーでした。タイヤのサイズが225→235、足回りの強化、PCDサイズの変更。トルクも2kg上乗せ。私はそろそろ限界だろうと思ってました。ええ。 で、今回のGDBF型。一番大きく目を引くのは、フロントマスクの意匠変更。ドー見てもBMWだなー。これは。ついにスバルも日寄ってしまったかなー。第一印象は大きくそれでしたな。それと、リアウィンドウに付いている導風版。ああ、見た目チューンに着たか。そーかそーか。と思っていたけど、実際は結構変わってました。
見た目
フロントの意匠変更に目をとられてしまいましたが、よーくよく見てみると
- ボンネットのエアーインテイクが小さくなっている
- おやおや?これは意外。今までインテイクはどんどん大きくなっていたのに、ここに来て、GC8ぐらいの大きさに戻ってました。空力が改善されて、冷却効率があがったのかなぁ?前から見た感じだと、縦に4~5分割された、細かいメッシュ状になってるの。導風版が増やされたってことなんでしょうかね?
カタログ確認
今回大きく変わっているのは
- 空力
- リアウィンドウに導風版が付けられて、リアスポイラーに風を導く用になっている。それとリアの床下にデフューザーが付いて、床下でも空力を稼いでいる
- オートDCCD
- 電磁クラッチにプラスして、機械式プラネタリーギヤを追加している模様。今までのアクセル開度、加速度センサー、横Gセンサーに加えて、ステアリング舵角センサーを追加しているらしい。これは、実際の車の動き(加速度、横G)と、人間の希望(アクセル開度、ステアリング舵角)を比較して、人間の希望に合うようにDCCDの差動をコントロールする、ということらしい。さらにフリー時の前後のロック率を35:65→41:59に変更だそうだ
車内に入る
最初に思った事。「前がすっきりしたなぁ」そーなのです。インテイクが小さくなったので、えらく前がすっきりしました。エンジン始動。あり?スターターの音がなんか違う、GDBC,Eだと「うきょきょきょ」と言う感じだったのが、「きゅきゅきゅっ」という小さく高い音に変わりました。う~ん、なんか高級車っぽい。クラッチ踏力、インテリアの見た目等は特に今までと変わりない。
ミラーを併せてミッションを1速へ。お?軽いナー。雰囲気でいうと、昔乗ったゴルフ2のミッションの感覚ににてる。軽い操作感で、シフトゲートにスコッと滑るようにはまる感じ。これ、シフトの入れ損ねとか少なそうだなー。GDBEですと、ゲートに入る瞬間に抵抗があって、シフトの部屋にすかかっと入るような感じなんですよ。分かるかなぁ?で、ゲートの抵抗の所で、引っかかってしまうときがある。2→3速の頻繁に使うミッションチェンジ動作で、乱暴にシフトやると、1速と3速の間ぐらいで、どこにも入らない場所にはまりこんでしまうときがあり、一回シフトノブを離して、入れ直さないと入ってくれない時があるのねー。実はおいちゃんの中では、このゴルフ2のミッションの感覚が忘れられず、未だにあのミッションの使いやすさに勝てる車に出会った事がなかったのですが、今回のGDBFはかなり近付いたと思う。
走り出す
で、街中をてれてれ~っ。パワー感はGDBEとあまり大差なし。新車なせいか、吹き上がりは多少良い程度。別にびっくりはしないな。うん。あとはトルクのすっぽ抜け感が無い。タイヤがアクセルにリニアに反応している感じ。DCCDの変更が効いてるんですかねー。体感速度、60km/h,タコメータ3000rpm,スピードメータの針が直上から左に60度位の角度に針が...ない?あれ?なんかおかしい...何がオカシイ???しばらく気がつきませんでした。というのも、おいちゃんの場合、体感速度、タコメータで大体事が済むので、スピードメータは参考程度にしか見ないのです。しばらく気がつかなかったのですが、260km/hのフルスケールメータが付いてるヤン!うぉぉぉ、いーなーこれ。すげぇ付け変えたいよぅ~。
プチ峠へ
ディーラーからほんの5分ぐらいの所のプチ峠に持ち込んで、軽く70%ぐらいの気持ちで走り込んで見ました。
なんか車が小さく感じる。サイズでいったらGDBEとおんなじのはず。GDBって結構大柄な車ですからねぇ。普段は夜しか走らないから、かなー。と思ってました。
アクセル全開、タコメータ6000rpm、70R位の中速コーナーでブレーキ→4→3→ステア&パーシャルスロットル→コーナー抜けてアクセル全開→4→5。おぉ?なんか滑るように操作ができる。なんか操作か早くできるの。なんでだろうか。とても気持ちがいいぞぅ。なんというか、いつもより早くシフトタイミングが決められるんです。クルマの挙動が乱れづらい。おいちゃんの思考スピードにクルマがぴったり追従してくるような雰囲気。おかげで、いつもなら4速ぐらいまでしか入れない所で、5速まで入れてしまった。
次、30R位の比較的低速コーナー。ブレーキ→4→3→2→ステア&パーシャルスロットル。
おお???
明らかに違う。アンダーが少ない。そう、GDBEだとスロットルくれるときに若干プッシングアンダー気味で、クルマの挙動を伺いながら、おそるおそる少し増し切り気味だったのが、ステアの舵角を動かす必要がない。これはなんだか気持ちがいいぞ! 分かった。分かりましたよ。これがオートDCCDの力ですかね。GDBE型よりも反応速度が上がっていることと、舵角センサーで差動制御してくれてるのが効いてるんでしょうねぇ。クルマの大きさを感じなかったのはこれなんでしょうね。きっと。
ただ、トルク配分が41:59に変わっているということは、いろは坂や、箱根の七曲りみたいな、ヘアピンが連続するコーナーではきついのではないかなぁ?そこは確かめられなかったので分からないですが、少なくとも中高速コーナーが連続するワインディングでは操作性がスンゴク向上しているですねぇ。 ただ、ワインディングを5分ぐらい攻めてたら、エアコンの吹き出し風の温度がえらい暖かくなってきたんですけどね?冷却系大丈夫なんかなぁ?う~む?オートモードだったからその辺は定かでは無い...
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