中国から始まった新型コロナウィルスの騒ぎ。今や流行の中心が欧米に移ってしまった感がありますが。
一体何があった?
というのもである。確かに日本でも騒ぎになった。新しい流行病で、特効薬は無い。致死性も数%あり、決して安全な病気ではない。ことは、周知の事実である。
が
イラン/イタリア/スペイン/アメリカを席巻しているコロナウィルス、なんか様子が違う…感染力も致死率も異常に強い、日本でも潜在感染者がもう大量にいるんであろうことはなんとなく想定できる。にも関わらず
イタリアとか、アメリカの感染者と死者の増加カーブが、全く様相が違う
のは何故なんだ?
- 日本は封じ込めに成功しているから説
- 日本では、BCG接種が義務化されていたから、コロナ耐性が強い説
- そもそも、中国での流行ウィルスと、欧米での流行ウィルスは別物説
等、いろいろありますが…一番有力そうな説は、
ウィルスの変異で、感染力そのままに強毒化したのではないか
説ですね。大阪の女性も、コロナ陰性化したのに、再び陽性化したというのは、その大きな証拠の一つかも。複数のコロナがいるってこと。そして、先日お亡くなりになった志村けんさんの重篤化への加速度的な変化は、今まで伝えられていたコロナの症状と、明らかに違う傾向にある気がする。実際、L型(強毒型)とS型(弱毒型)の二種類がいるらしいということは確かなようなので、出どころはさておき、変異型がいるということは確かなのだろう…
そして、なんだかわかんないけど高齢者のほうが重症化の可能性が高いという事実は、日本でBCG(結核の予防接種)注射が義務化されたのが1952年。今の68歳以下であるということ。とすごく因果関係は強い
また、2005年以降、BCGの接種は一回のみとなり、ツベルクリン反応で陰性かどうかで再接種は行われていない。つまり、15歳未満には、BCGの接種は行われてはいるものの、免疫を獲得出来ているかどうかはわからないってこと。そして拒否もできるようになったはずである。予防接種によって重症化する人もいるからってことで。と、するとだ。69歳以上、15歳未満の人は感染/重症のリスクが高いということになる。
さて、オーストラリアではBCG接種がコロナウィルスに有効かの臨床試験が行われるそうですが、どうなんでしょうねぇ…だとすると、今の労働世代は、比較的重症率が低いってことになるわけですが…ここは試験を待ちましょう。
でも、BCGを接種している国と接種してない国で顕著に感染率に差が出ているということは事実。重症化率でも差がでていることも。不幸にも逝かれてしまった喜劇王 志村けんさんも70歳でBCG世代ではない。さて、先日感染が報告された宮藤官九郎さんはどうなんでしょうねぇ。軽症で済むのか、重症化するのか。運命の分かれ道な気がしますね。
とにかく、亡くなられた方のご冥福と、一刻も早い防御策の展開が待たれますね。BCGによる免疫獲得、有効だといいなぁ…