Googleが完全自動運転カーを一から設計 – プロトタイプを公開
かなりのニュースになってますね。Googleの自動運転カープロトタイプ。今後免許を不要とする時代が来るのか?盲目でも、老人でも、子供でも車での移動ができる未来が来るのか?そもそも免許はいらないの?事故を起こしたらどうなるの?など、今後来るであろう未来に皆さん興味津々といったところでしょうか。
さて、完全自動運転を実現したとして、どういう世界になるのか。それは、飛行機を見れば一目瞭然でしょう。
旅客機は、自動操縦装置を搭載しています。なので、離陸と着陸以外は自動操縦で動いています。さて、もんだい。自動操縦中の飛行機が事故を起こしました。誰の責任?飛行機のせいだ、という人は誰も居ないでしょ。
原因が飛行機の故障にある場合もあるでしょうが、当然航空会社の責任、パイロットの責任も問われます。
そう。いくら自動操縦になったところで、人間不要にはできないんですよ。
何故か。もし故障起こしたら?その時のバックアップはどうするの?飛行機も、こと旅客機となれば、ん百人からの人を載せて飛んでおります。万が一にも故障になれば、これら人命が失われるわけで。なのでもしもに備えてつねに動作をモニタしているわけですよね。何時間も、何か体を動かすわけでもなく、じっと飛行機の状態をモニタしている。相当な苦痛みたいですよ。
さて、じゃあ車になったらどうだろう?飛行機ほどの人命ではないけれど、故障すれば簡単に人に危害を加えますよね。そう考えたら、ドライバーは…?やっぱりずっと起きててモニタしてるべきなんですよ。なんにもしないで。じっとね。
で、車が事故を起こしたらどうなるか? やっぱりそれを放置していたドライバーの責任になるでしょうね。だから、決して免許は無くならないし、しかも普段運転しないわけだから、下手くそドライバーが増えるわけだ。そんな下手くそドライバーでも技量維持をしないといけないとすると?
自動運転カーを購入した人たちは、定期的に自動車学校での運転講習を義務付けるとかして技量維持に努めないといけなくなるでしょうな。パイロットがシミュレータで訓練積んでるように。
さて~、こんな未来カー、正直つまらんね…よほど信頼性が向上して、壊れることなどない、とならない限りドライバー不要にならないのであれば…やっぱり自動運転機能は人間をサポートする機能でいてくれたほうがいいなぁ。