伊勢神宮と出雲大社に関する歴史を調べてて、なんか自分なりに納得した。

1月 30, 2014

おいちゃん、最近歴史物って結構好きなんです。なんでかってと、学校で勉強する歴史の授業はひたすら暗記物ですが、実際に色々調べてみたりすると、いわゆる人間模様であり、ドラマがあるんですよね。で、意外に現代の我々と考え方が大きく相違ないってことに気づくこと。そして、歴史に現れるその場所に行ってみると、歴史上の人物が、時空を超えた先にこの場所にいて、いろんな人間ドラマが繰り広げられていたんだろうなぁ、と想いをはせると、なんか楽しくなってくるんだよね。

んで、最近の話題というと、伊勢神宮と、出雲大社の式年遷宮が重なった2013年、それを記念して、いろんな特集番組が組まれました。で、それを見ながら、ふと日本の創世記、日本書紀や古事記に示される神話の世界の日本の歴史についてすごく興味が湧きまして、色々とネット上で繰り広げられている説を読みながら、自分なりにある仮説に到達しまして。

まずいろいろな説によると、出雲大社も伊勢神宮も、弥生時代の日本の家屋の構造と同じであると。で、伊勢神宮は高床式倉庫、出雲大社はいわゆる権力者のお屋敷と同じ構造であるってことでした。また伊勢神宮、出雲大社とも出来上がったのは1300年くらい前。歴史の授業で言うと、大化の改新とかそれぐらいの時代であるってこと。意外に新しいんだね、ということに、まずびっくりした。それからほんの数百年前って、日本は弥生時代。つまり、遺跡の時代なんだよね。そ~考えると、日本の歴史、また神話の世界の話って、ほんの2000年前程度の話なんだね、ってことに、改めてびっくりしたとですよ。

伊勢神宮といえば、祀られているのは天照大御神。こちらは、現在の天皇家のご先祖とされていますね。こちらの方は、いわゆる大和国の流れを組む、現在まで流れる潮流。
片や、出雲大社のご神体は大国主命。こちらは、当時出雲の国を治めていた強大国家の首長とされ、ご先祖様はヤマタノオロチで有名なスサノオノミコト。
さて、このへんに来ると、既に日本の歴史の中には神話しか残っておらず、考古学者が遺跡調査で発掘した結果と照らし合わせる以外は、うちらは想像するしかない世界。で、よくよく調べてみると、今の天皇家の系譜は、日本書紀に出てくる系譜からたどるしかないのだが、実は第10代とされている崇神天皇以前は、実は捏造されたのではないか、とされているらしいね。何故ならば、日本書紀に系譜はあるものの、いかなる書籍にも登場しない人物だから、らしい。そもそも日本書紀は推古天皇が編纂を指示した文献で、天皇家の権威を国内外に知らしめるために、天皇の神格化を推し進めた創作がかなり入った歴史書である、という見解であること。まぁ、ここまではかなり一般的な説らしいね。

で、伊勢神宮が天皇家の先祖だから、手厚く祀られているのは当たり前の話なのだが、何故出雲のご神体である、天皇とは全く関係のない大国主命が手厚く祀られているのか、というのが最大の謎とされているみたいね。ここには、国譲り神話ってのが深く関わっているらしい、とのこと。この国譲り神話については、ありとあらゆるところで説明されていますので割愛します。

で、ここからは、おじさんの勝手な解釈です。
当初から有力な国家であった出雲。それに対し、新興勢力であった現天皇勢力(あえて一般的に言われている大和国とは言いませんよ)。この2大国が覇権をあらそい、戦争状態にあったらしい。そして、天皇勢力が優勢になり、出雲の国を譲り受けた、と言われているわけです。そもそも普通に考えたら、有力国家の首長である国王が、お前の国譲って、ハイ譲ります、なんてことは無いわけで。いわゆる天皇家が出雲を侵略したのであろうというのは、想像に難くない。

さて、この国譲りの神話に変えられてる侵略戦争。高天原にいる天津神(いわゆる天国の神様)天照の孫にあたるニニギノミコトが、現世に降臨し(天孫降臨)、この現世を治めることとしたとあります。これって、まさしく侵略戦争は神のご意思であって、正義は天皇にある、ということを宣言するだけの事なんですよね。いわゆる、戦争の正当化。
そして、国譲りの中で、ニニギノミコトの使者が、大国主命に、降伏か、それとも戦争か、と迫ります。降伏をもちろん大国主命は拒否します。使者は、大国主命は、天津神を統べる立場になってくれ。天皇家は、国津神(現世を治める神)になる、という交換条件をだし、大国主命は出雲大社を作ることを条件に、それを飲んだというのだが。これって、もっとさらっと言いましょう。大国主命、あの世へいけ、ってことと同じだよね。つまりは戦闘で殺したか、処刑したかってことだと思うっす。さて、これだけ手厚く祀られている大国主命。とても不思議なことなんだけど。この直系の子孫とされる人物が…存在しないんだよね。何故だろう。私の到達した答えは、一族郎党残さず抹殺したのでしょう。女子供残さず。つまり、天皇家に対抗する恐れがあった対抗勢力を根絶やしにしたため、今でもこの子孫とされる一族が存在しないのだろうと考えられるのです。ひでぇ…
また、出雲を手厚く祀る理由とは、有力勢力であって、当時の日本でも広く慕われていたと思われる大国主命の一族。この一族をないがしろにして、天皇家に仕えろとは、とても当時の日本国民を納得させられなかったんだろうと思う。なので、天皇の支配とは、ご神託であり、大国主命から譲り受けたものであり、だからどちらも大事にしてるんですよ、だからみなさん天皇家は正当な支配者なのです、と示すプロパガンダではなかったのか、と。その広告塔が、伊勢神宮であり、出雲大社ではなかったのか。そう考えると。実は日本古来の古の一族とは、出雲大社に祀られる大国主命及びその一族であり、天皇家ってのは、実は今現在で出自が不明な一族である、とも言えるのかなと。
また、弥生時代の古代日本。稲作をするのに必要なのは太陽であり、太陽自体を神と崇める太陽信仰があったらしい。それがいつの間にか、太陽属性をもつ天照大御神という人間的な神様に置き換えられたらしい。これは、つまり。太陽信仰が根強い古代日本の国民に、太陽の化身である天照大御神を祖先に持つ天皇家は、日本で唯一絶対な神の直系なのである、と示したかったのではないか。八百万の神とは言うものの、ここで唯一の神を信じよ。それは天皇である、という信仰で国民の心を掌握しようとしたのではないか。信仰心をたくみに利用したプロパガンダの色が見えてきます。
この天照とは誰を指すか?これについてはいろいろ説があります。推古天皇説、モンゴル系移民説、唐の武則天説などなど。いろいろ存在しますが、天照がいる高天原がどこを指すかによりますが、天照の孫が高天原(日本の外)から、日本を支配しようとやって来た、という天孫降臨の記載もあります。海を渡ってきたのでは無いか?という想像も容易に成り立つね。じゃあ、天照になる人物、とは…誰…?
また、魏志倭人伝に出てくる邪馬台国。九州にあったのでは説が有力でしたが、出雲なのでは?説も有力らしい。私は、出雲のことを指していたのでは、と思う。なぜなら、今領土問題もある対馬などもあり、朝鮮半島にも最も近い位置にある。使者が海を渡ってやってくるなら、最も近いのは…山陰地方である島根、出雲付近だよね。なので、邪馬台国の正体とは、大国主命が治めた出雲、卑弥呼は大国主命の祖先もしくは宗教上の巫女だった、と考えるのが自然な気がする。何故ならば、邪馬台国があったとされる時期は紀元200年~600年前後。この頃有力だった国は出雲。そしてこの出雲と交代するように天皇家が出てくる(600年~700年)としたら、金印を貰い受ける程の勢力を持つ国は、出雲以外無いと思うのですよ。また、出雲が邪馬台国だったとして、ですよ。邪馬台国→ヤマタイ国→ヤマト国→大和国…
そう、つまり、邪馬台国とは、当時の倭人(=日本人)が大和国と言っていた言葉を、少々中国の人が訛って当て字しただけなんじゃ~、ないか。
だから、日本の歴史書には、邪馬台国などという国が存在した記録がないのでは??。また、ここから導き出せる推測。
大和=大国主命の国だった。そして、天皇家が大和国を侵略し、覇権を得たことで、大和の称号を得た。太陽神の、そして大国主命から譲り受けた大和国を、我々は受け継ぐ、と高らかに宣言し、大和朝廷を名乗ったのではないか…とすると、天皇家を大和勢力と呼ぶのは、実は間違いということになる…

すると、由緒ある大和の国の王とは、大国主命であった…のではないかな。それまで日本の民を導いてきた名君大国主命。この威光を受け継ぐことに寄って、スムーズに日本国民の平定を行った、と言えないか?その名残が大和であり、出雲大社である、と言えないか。

と、いうのは、勝手な推測ですが、さて、どうなんでしょう。だからこそ、出雲と伊勢、両方の社を信教の頂点として祀り、双方を神格化した。なんだか、古代日本の歴史ロマン、激動の時代の大きなうねりを感じはしませんか。
古代日本を支配し、大きな覇権を示した大国主命。無念のうちに討ち死にした(と思われる)彼に想いを馳せ、出雲で手を合わせたいと、考える今日このごろです。伊勢神宮は詣でたので、次は出雲だなっ!いつか訪れよう…

posted in マイライフ by maruo

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