つい先日、HDDの交換を行ったわけですが、
まぁ~手間が!
かかるわけですよ。最も、ファイルシステム変更という大仕事があったから余計なんですけどね。今やクラウド、レンタルサーバといった選択肢も多い中、自宅サーバを運用する価値があるのかを改めて考えてみたっす。
さて?今うちって何やってるんだっけ
- DNS
- メールサービス
- Webページ
- Win向けファイルサーバ
- LDAP
- プリンタサーバ
- DLNAサーバ
- DAAPサーバ
- VPNサーバ
- PT2録画サーバ
う~ん、これだけあるかな?DNS/メール/Webならば、レンタルサーバ使用する事で実現できる。ファイルサーバ/DNLA/DAAPは、NASの導入で実現できる。VPNサーバは、専用ルータで。録画サーバはPS3で。LDAP/プリンタサーバはちょっと無理か…
今や代用品はいっぱいあるんだよね
自宅サーバで実現しない場合のメリット/デメリットを考えてみよう。
メリット
- 電気代は安い
- 維持保守のメンテナンスコストが抑えられる
- サービスの継続性はデータセンターに置いといたほうが高い
- セキュリティも半端な自宅サーバよりも強固かもしれない
- ネットワークのバックボーンが太い
デメリット
- 自由度がない。用意されている製品/メニューから選ぶ他ない
- サーバの拡張、サービスの追加などは常にお金の投資が伴う
- データを外に置く都合上、データセンタークラックされてデータ流出の危険性もある
- 上記に似てるが、自データが許可無く二次利用されててもわからない
- 運用できるコンテンツやサービスが、レンタルサーバの契約により制限される場合がある
て、ところかなぁ。自宅サーバのメリット/デメリットは丁度逆ですね。出来合いのサービスで満足できて、かつメンテナンスコスト掛けたくないんだったら、自宅サーバなんて手を出すもんじゃない、って事ですかねー。
一応自宅サーバの欠点はある程度軽減できます。電気代については、今だとAtomやノートPC等の省電力PCで構築すればかなり節約出来ます。ネットワークのバックボーンも、光サービスの安価な提供で解消されつつありますね。ただ…維持保守の手間だけは絶対削れないかな…
かつてのインターネット黎明期、プロバイダに接続してインターネットするぐらいしかなかった頃であれば、自宅サーバの自由さを間違いなくお勧めしましたが、今や誰にでもお勧めできるものでもなくなってきた感はある。…ここまで考えてみて、改めて振り返ってみると…おいちゃんは自宅サーバをそれでも続けるか?
Yes
結局、Linuxのメンテナンスが楽しくてしょーがないんだよね~。今の仕事の役にもたつし。苦労してサーバのセッティングすると、自分の生活が変わるし、なにしろ自分の能力向上にもなる気がする。第一、自作互換機でGentoo Linuxを採用してる時点で、そもそも手間かかるのが好きなんだろうな。自分完全オリジナルのUNIXサーバをゼロから構築したいってのが昔からの夢だったし。
だが~、ちょっと考えるのは、電気代をケチる意味では、Atomマシンに変えてもいいかなーなんて思ったり…。今Corei5マシンなんかにしてしまった大きな理由は、Gentooのコンパイルに強力なマシンパワーが欲しいからだしなぁ。( ̄ヘ ̄;)ウーン、Ubuntuに鞍替えってのも選択肢の一つなんだろぉか…いやー、でもコンパイルオプションにこだわったバイナリで構築された逸品の魅力ってのも、捨てられないんだよねぇ…
最大の過ちは、Gentooにハマッてしまった事かもしれん
( ̄ヘ ̄;)ウーン、DebianやUbuntuにしとけば良かったかなぁ…