戦争と平和について思うこと…

10月 10, 2005

最近、太平洋戦争終結60周年だったり、24ブームだったり、衆議院選があったりと、いろんなところで取りざたされる話題。小説、漫画、映画などといった、フィクションの世界にも、この辺の話題は多く出てきますね。
で、いろいろな事を聞いているうちに、昔読んだ本の事を思い出しました。昔侍魂で紹介され、知名度が上がった日本人傭兵の高部正樹氏著書の傭兵の誇りと言う本。日本という平和ーな世界に暮らすおいちゃんとしては、改めて考えさせられる事が多い一冊でした。
彼は言います。「憎しみは何も産まない。許す気持ちが重要だ、などという言葉は、平和ボケした人の幻想に過ぎない」「人間に上下など無い。命は平等である、などという現実はない。上官の命令一つで、下級兵士は死を選ぶ。正規軍と傭兵ならば、間違いなく傭兵の命は価値が低い」という、痛烈な意見です。世界の戦場で、この世で最悪と思われる修羅場を見てきた人間だからこそ語れる重い言葉では無いかと思います。抑圧され、個人の尊厳を否定され、全てを奪われてなお「許す」事ができるのか?多分俺には無理、かな。全てに絶望した人間が、最後に行き着く手段は「銃を持って戦うこと」かっこよく言うと「レジスタンス」、いやな言い方をすると「テロリスト」と言うことになるのでしょうか。
さて、テロリズムって何だろう?と思って調べてみました。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テロリズム(テロ、テロル=Terror, Terrorism)とは、心理的恐怖心を引き起こすことにより、政治的主張や理想を達成する目的で行われる暴力行為のこと。またはその手段を指す。
個人で行う個人的テロリズムと、政治集団や国家による集団的テロリズムに分けられる。国家や政治権力を持つ集団による集団的テロリズムは恐怖政治につながる。スターリン主義体制における大量テロルが恐怖政治の例である。一般には国家権力に対する過激派の暴力手段をさすことが多い。衆人環境で爆発物を爆発させるなどの無差別殺戮、要人暗殺などである。

と、言うことらしい。つまり、今一般的に言われているテロリズム、抵抗勢力による爆破テロ、要人暗殺テロ等の他に、「国家による集団的テロリズム」と言うものもあると言うこと。スターリンによる恐怖政治、中国の文化大革命、ナチスドイツのユダヤ人大量虐殺もテロリズムと位置づけることが出来るわけですよね。だがしかし!ここで考えて見ましょう。今テロリストと位置づけられる人々は、現体制に対して抵抗を続ける人たちがテロリストなわけで。ナチスドイツに抵抗を続けたレジスタンスも、ナチスドイツから見たらテロリストだったわけよね。コレでもし、ナチスドイツが第2次大戦に勝利していたら、アメリカは、テロリストを輩出する世界の悪玉国家になっていたわけで。じゃあ、何が正義なんだ?そう

勝てば官軍

なんだよね、きっと。今、日本を含めた西側諸国は、テロリズムとの戦争の真っ最中なんだそうだ。だが、今は味方と言っているアメリカは日本に何をしたか?日本全土に絨毯爆撃を仕掛け、原爆を2発落とし、日本の一般市民を大量虐殺したわけだ。多分南京大虐殺も霞んでしまうほど。これってジュネーブ条約に違反しているはずなのに、全くお咎めなし。コレは何故だ?
答えは、当時(今も?)日本が世界から嫌われていたから、ある意味殺されてしまえ、と思われていたんだろうな…しかも連合国は勝った。連合国から見たらテロリズム国家であった日独伊戦力を粉砕したから…でも逆の立場、当時の日本から見れば、テロリズム国家はアメリカであり、連合国側。正義が如何に脆いものか、ってのが良く分かる。
国家間の紛争なんて、所詮国(民族)どおしのエゴのぶつかり合いで、大半の市民は、そのうねりに巻き込まれるだけ。望むと望まざると争いに巻き込まれ、その犠牲者となるだけ。テロリストも結局そういう人々だと思う。そして彼等が起こすテロが新たな憎しみの連鎖を生み出す…
だから、俺が何かできるか?と言えばなんも出来ん小市民さ。無責任な発言しかできん評論家と大して変わらん。それは自覚するが。
第2次大戦後、ぎりぎり紛争に巻き込まれずにやってきた日本が、大国のエゴに巻き込まれて、敵性国家と決め付けた国々との戦争に巻き込まれて良いのか?アメリカの腰巾着でいいのか?ジャイアンに使われるスネオの立場で満足なのか?かつて日本の独立を死守するためにロシア、アメリカと言う超大国と喧嘩するぐらいの気合があった日本が本当に成すべき事はそんなことなのか?かつて連合国にテロリズム国家と位置づけられ、そして大敗北を味わい、誰よりも挫折をしり、なおかつ死に物狂いで這い上がった経験がある日本こそ、なぜ大国に反旗を翻すテロリストが生まれるのか、というプロセスを一番知っているのではないか?と。そしてその経験を生かし、仲裁役、ドラえもんになるべきなんじゃないだろうか…と思う今日この頃。と、思いつつ明日からも自分の仕事に明け暮れる日々。まぁ、自分ががんばれる範囲でこつこつと積み上げていこう。まずは選挙権の行使から、かな…投票したい候補者が現れることを望む…

posted in マイライフ by maruo

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