INVICTUS 負けざる者たち

7月 20, 2010

今話題の、ワールドカップでおなじみの南アフリカ。その記念すべき初代黒人大統領ネルソン・マンデラ氏と1995年に実施されたラグビーワールドカップ南ア優勝の物語ですね。

ちなみに、私も知らなかったんですが、マンデラ氏って、30年間も政治犯として投獄され、釈放後晴れて大統領に選出されるわけですが、迫害され続けた白人との融和政策を続けて、副大統領に、前大統領のデクラークさん指名したり、自分のSPに白人警官採用したりと、許す政策を撮り続けたんですね。池上彰さんの番組で知りました…

でも、黒人と白人の間には、長年の溝があり、それを何とかして埋めたい。南アをひとつにしたいという強い思いは、ワールドカップにつながるんですね。

と、いうのも、ラグビーは白人のスポーツであり、アパルトヘイトの象徴だったそうなんです。このため、白人は南アチームを応援するのに、黒人は南アの対抗チームを応援するという、白黒分離状態。これをマンデラさんの独断で、国を挙げて支援する事で、いわゆるお祭り効果で国をひとつにしてしまったんだよね…結果、南アは奇跡のワールドカップ優勝を果たし、めでたしめでたしなんだけどね。でも、このマンデラさん。頭がイイというか、すごいなぁと思う。もともとね、アパルトヘイトを引きずる自国民の中で、『融和が一番この国のためにいい』と唱えていても、当然多くの人の根強い抵抗にあうわけじゃん。その時に、果たして、おいちゃんは持論を維持できるのか。そもそもその持論は、単なる自分の我侭かも知れない。あっているのかどうかは結果がでないとわからない。おいらはそこまで、本当に強いのか…?自信ないなぁ…でも、30年の投獄生活を耐えぬいた精神力は、そんなもんでは語れないのかも?

最後に、Invictusの語源になった、詩人ウィリアム・アーネスト・ヘンリーの詩「Invictus」、これ、何度も劇中で引用されるんだけど、すんげぇ良い詩で、ちょっと書き留めておこうと思います。ちなみに英語だとunconquered、征服されざる者、って意味らしい。

Out of the night that covers me,
私を覆う夜の中から
Black as the Pit from pole to pole,
鉄格子の間にひろがる牢獄の暗黒
I thank whatever gods may be
神がどんな存在だろうと私は感謝する
For my unconquerable soul.
我が魂が決して征服されないことに
In the fell clutch of circumstance
残忍な情況の手の内に落ちてなお
I have not winced nor cried aloud,
私はひるみもせず 大声で叫びもしなかった
Under the bludgeonings of chance,
運命の棍棒に打ちのめされ
My head is bloody, but unbowed.
頭からは血が流れているが私は屈しない
Beyond this place of wrath and tears
この憤怒と涙の地の彼方に
Looms but the Horror of the shade,
亡霊の恐怖だけがはっきりと見える
And yet the menace of the years
そして何年間にも渡る脅迫も
Finds and shall find me unafraid.
私が今も恐れてなどいないことを思い知るだろう
It matters not how strait the gate,
その門がいかに狭きものであろうと
How charged with punishments the scroll,
どうして裁きのままに罰を受けることができようか
I am the master of my fate:
私は我が運命の主であり
I am the captain of my soul.
我が魂の指揮官なのだ

重い言葉ですね…

posted in マイライフ, 映画 by maruo

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