ブルース・ウィルス主演。ロボット技術の応用で、脳波コントロールするロボットが医療用として開発された未来。そして、そのロボットを、通常に生活する人間の身代わり『サロゲート』として利用するようになった未来。
サロゲート、そしてそのサロゲートのコントロール者(オペレータ)が殺害されるという事件が発生した。その事件の真相を追うブルース・ウィリスは…
さて、この話、ネット内の仮想空間における、アバターを利用したコッミュニケーションを思い出しましたよ。なんだかそのまんま。そしてその生活に没頭している引きこもりとね。もしも、仮想空間ではなく、それを現実世界でおこなったらこうなるんだろうなぁと。そして…主人公の言葉がとても悲しいのですね。
『僕らは夫婦だぞ。なのに一緒にいない』
「こうして一緒にいるじゃない」
『違う。今いる君は、ロボットだ。僕は君が欲しい。今向こうの部屋にいる本当の君が』
うう、怖いですね…仮想空間突き詰めていくと、こうなるのかな…ちょっと現実的に有りげで、とても皮肉的で考えさせられる映画ですね…