ぜひとも作ってみたいチーム

10月 30, 2009

私、ひとつ夢がありましてね。会社でぜひとも、こんな部署を作ってみたいと思っているのですよ。

自社のスーパーエリートチーム

自他共に認められた、精鋭メンバーで構成された、エリート部隊ってやつね。たとえば、ボロプロジェクトのテコ入れとか、最先端プロジェクトの早期立ち上げとかで、常に陣頭指揮して、必ず結果を出すようなチーム。そして、一番はこれです。たとえば、久しぶりにあった社内の友人などとの会話で
『久しぶり。お前、今なんの仕事やってるの?』
『ああ、今XXXのチームで、○○の案件やってんの』

『えっ、お前XXXチームにいるの?すげぇ…』

て言われるような部隊。なんでそういうチームを作りたいかというと、まず、そのチーム自身が、対外的にうちらのステータスを上げてくれるわけよね。あの会社には、XXXという優秀なチームがいると。そして、そのチームに入りたい!と社内のみんなが考えれば、全社的に向上心も湧いてくるのではないかと。思うわけですよ。

ちなみに、こういうチームのヒントになっているのが、航空自衛隊にある、飛行教導隊という部隊。宮崎県は新田原基地にある、全国の航空隊に稽古をつけて回るチーム。いわゆる仮想敵役なのです。このチーム、全国でも選りすぐりの、エース級パイロットの集団で、「胸貸してあげるから、かかってきなさい」というスタンスで、けちょんけちょんに各航空隊をたたきのめし、稽古をつけてあげる師範の役割なんですね。だから、飛行教導隊出身というだけで、まずエース級パイロットという折り紙付き。そして、誰もが憧れる部隊なんですよね。

で、この部隊、入隊希望を出せば入れるものではなく、飛行教導隊パイロットの推薦がないと入れないのです。つまり、全国を回って稽古をつけている中で、「おおっ、こいつすげぇ」と、目をつけられた優秀なパイロットを、飛行教導隊自らヘッドハンティングするのですよ。プラス、本人が希望すれば、晴れて入隊が許可されるという、狭き門なのです。入隊するというだけでステータスなのですが、実はここからが地獄の始まり。

入隊した新人君は、部隊の先輩パイロットたちから、けちょんけちょんのぼろくそに苛め抜かれるそうです。そもそも、かつては、自分が所属する飛行隊でエースを名乗っていた超優秀なパイロットに、「パイロットとしてやっていく自信をなくしたので、辞めたい」と言わせるほどのしごきらしいです。それに耐え抜いたパイロットのみが、飛行教導隊のミッションをこなせるわけですが、なぜそんなに厳しいしごきがあるのか?という質問に対する答えが、

我が部隊は、パイロットへの訓練をつけるという性格上、常に自衛隊の全パイロットよりも、優れている必要がある。つまり、敗北は決して許されない部隊なんです。その過酷なミッションをこなすためには、素質があるメンバーを、極限まで鍛え抜かねばならないのです。

とにかく過酷。そしてストイック。普通ならば、一兵卒のパイロットから始まり、フォーメーションリーダー、飛行班長、飛行隊長、航空団司令と出世して行くところを、飛行教導隊のパイロットは、そのキャリアを捨て、とにかく己の空戦テクニックを磨く。たった一つの目的

自身が最強であるために…

確か、私が本で訓練内容を知った当時では、航空自衛隊の最年長パイロットが、飛行教導隊に所属していたというから驚き。出世よりも、戦闘機操縦を極める道を選んだ人たちの集団なのです。
また、パイロットの世界ってのは、実にシンプルだそうで、どんなに階級が上であろうと、空に上がった時点で、空戦が強いかどうか?それで上下関係が決まってしまうそうです。だから、飛行教導隊の隊長さんは、もっと過酷。あたりまえですが、隊長は、階級が最も上の人間がなるのですが(三佐(少佐)とか、二佐(中佐)とかね)、新任で入ってくると、階級が下の人間(二尉(中尉)とか一尉(大尉))のほうが、経験上ですよね。訓練後、隊長が、部下にぼろくそにダメだしされたり、ってこともざららしいです。それもひとえに、飛行教導隊を束ねる隊長は、飛行教導隊でも最強のパイロットである、という看板を守るため。その厳しさを耐え抜いたからこそ、飛行教導隊はステイタスを持った部隊として、今も君臨してるんですよ。

その記事の中で、成長して、真のエースパイロットになれる条件とは何か?って話があって

  1. 天狗になった経験がある者
  2. その天狗の鼻をへし折られた経験があるもの

この2つを両方満たさないとだめなんですって。後者は分かりますよね。前者はなんでなの?っていうと

天狗になるってのは、狭い世界の中で、トップに立った事がある、ってことです。天狗になった経験がないってことは、その狭い世界の中でも、トップに立てなかった、って事ですよね。つまり、所詮才能がないんですよ。
そして、その才能あるものが、外の世界を知った時、上には上がいる、と思い知り、天狗の鼻をへし折られることで、謙虚に努力する事を学ぶんです。そして、努力を極めて才能を磨くことで、真のエースになるんです。

ふ、深い…深いと思いませんか???私は、かなり感銘を受けましたよ。これ読んで以来、私の行動指針にもしてます。
ぜひともこういう、ある意味『わがままな』チームを、創設して、運用してみたいものです…いつかかなうかなぁ…

posted in マイワーク by maruo

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