1: 2014-08-20 (水) 00:51:13 maruo ソース
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 +*大前提 [#xeabf917]
 +多分、写真に限ったことでは無いのだけど、何かをする上で、一番重要だと思うこと。それは…
 +&size(24){楽しむこと};
 +
 +なんじゃーないかな。何かをやることが楽しい。楽しいから、もっとやりたくなる。それでイイんじゃないかなと。平たく言えば、人からどーのこーの言われようと、自分が楽しんでいる。だから続けられる。まず重要な事はここだと思います。
 +
 +さて、写真の場合は、撮ることも楽しいけど、撮ったものを公開して、人に「いい写真だ」と認めてもらえれば、もっと嬉しい。じゃあ、いい写真って、なんだろう?上手な写真ってなんだろう?と、考えてみると、意外と難しい。んで、私が写真講座を受けてみた時の、講師のお言葉で代用させて頂きたいと思います。
 +
 +*上手な写真とは? [#kdf5e52f]
 +写真には、いろんな要素があります。構図、ブレ、ピント、ボケ、光と影、色。これらを駆使して、自分の世界を表現するわけです。上手い、下手とは。
 +
 +&size(24){自分の意図通り撮れた写真が、上手い写真};
 +
 +であると。構図が甘かろうと、ブレていようと、ピントがあっていなかろうと、ボケがイマイチでも、光と影がおかしくても、色がズレていても、それがその人の意志であり、狙っていたのであれば、それは上手い写真なのだと。絶妙の構図、かっちりばっちりな写真でも、自分の意図と異なった撮れ方ならば、それは下手な写真なのだと。つまり、自分が表現したいことが、自分の狙ったとおりに撮れている写真が、上手い写真である、と言える。ナルホドねぇ。
 +
 +*いい写真とは? [#n4b0b45b]
 +いい写真、ダメな写真。これは~、難しい。これは、誰にとって、いい写真なのか?ということが変わってくる。自分にとって、いいのか?見てくれる人にとって、なのか、それとも…撮られた人(モノ)にとって、なのか…?写真の評価とは、とても主観的なので、見る個人によって、評価が変わるのですよねぇ。私がいいと思うものを、貴方がいいと思うとは限らない。講師の方はこう言ってました。「私が写真を撮るときは、撮られる人(モノ)を、より良く写そうと考えます。よりカッコよく、より可愛く、より素敵に。私が撮った写真を見て、撮らせてもらった人(モノ)は、喜んでくれるかな?私の魅力は、こんなものじゃない!て言われないかな?と考えながら撮ります。」深い言葉だと思います。
 +
 +ちなみに、私の持論は、一番は「撮り手の気持ちが写真に乗り移っているか?」が重要だと思っています。撮り手が感動していること。喜怒哀楽の感情が乗っていること。これがない写真は、どんなに綺麗でも、よく撮れていても、イマイチ伝わってこないと思うのです。
 +
 +そして、その感動を、技術を駆使して、どれだけより的確に残せるか?だと思います。つまり技術は無くても素敵な写真は撮れる。でも、素敵な写真をより良く残すために、技術がある。この順番を誤ってはいけないのだろうなーと。それらが一つに纏まった時に、初めて「この感動をくれる被写体を、どうすれば、もっとカッコよく、素敵に、可愛く残せるか?」が生きてくると思うのです。
 +
 +*最終的に重要なこと [#v4cd4633]
 +なもんで、一番重要な事は、自分自身の感性を鍛えることだと思います。感性とは?私も非常に思い悩んだのですが、結局…
 +
 +&size(24){素直に感動出来る心};
 +
 +かなと。わぁ、素敵!おぉ、カッコイイ!すごく可愛い!ということを、包み隠さず、着飾らず、ストレートに感じ、そして表すことが出来るか。ひねくれず、斜に構えず。そうすることで、身の回りに潜む素敵な何かに気づきます。日の出って、夕焼けって、なんて綺麗なんだろう。隣に座った親子連れ、とても微笑ましい。近所のお祭り、勇壮でカッコイイじゃない。その感動を、素直に写真に撮る。どうすれば、素敵に残せるだろうか?と考えつつ。これを見せたら、人から褒められるぞとか、賞賛を浴びるぞ、とかそういう邪な考えでは、多分ダメですね。無心に、感じた事を、確実に残す。ふと思ったのだが、仏教の無我の境地に近いかも。ファインダーを除き、その中の景色に集中し、「残す」という行為に全てを注ぎ込む瞬間。ほんの一瞬なんですが、全ての感覚が集中し、その瞬間とシャッターが同期する。撮った写真を液晶で確認した時、「オオッ!やった!」って思う時が、ごくごくたまにだけど、確かにあるんです。山ほどシャッターを切っても、そんな瞬間は、ごくごくたまにしか無いですが、でもその時撮れた写真は、不思議なことに、確かに人に見てもらっても高評価なんですよ。ある意味、写真とは、心を鍛える趣味なのかもしれない、なんて思う今日このごろです。


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