Windowsとの連携ネットワーク
最近はパソコンOSといてばWindowsを使用するぐらいメジャーですから、存在を無視することははっきり言って不可能ですね。私も、サーバならばLinuxを使用してはいますが、クライアントOSはWindowsです。ソフトの入手のしやすさ、インストールの簡単さ、グラフィック関連の応答性のよさは、ちょっとWindowsにはかなわないと思います。
UNIXの世界で、Windowsとの共有を行うには、Sambaというツールを用います。という事で、この項ではSambaを用いての
- ワークグループによる共有
- NTドメインコントローラの作成
- UNIXサーバとのファイル共有
- アクセスするユーザの作成
- 便利な管理ツール についてご紹介いたします。
ワークグループによる共有
RedHatでの設定の例では、/etc/sambaにsambaの設定が入っています。この中のsamba.confを編集します。
[global] coding system = euc ←日本語ファイル名を使用する場合必須。普通はeuc client code page = 932 ←日本語ファイル名が化けないようにこれを追加しておきましょう workgroup = Foo ←ここをお好みのワークグループ名にします server string = Samba Server ←ネットワークコンピュータで見えるコメント encrypt passwords = Yes obey pam restrictions = Yes pam password change = Yes passwd program = /usr/bin/passwd %u passwd chat = *New*password* %n\n *Retype*new*password* %n\n *passwd:*all*authentication*tokens*updated*successfully* unix password sync = Yes log file = /var/log/samba/%m.log max log size = 0 socket options = TCP_NODELAY SO_RCVBUF=8192 SO_SNDBUF=8192 dns proxy = No printing = cups
このグローバルの項がsambaサーバのデフォルトの動きを定義します。大体の設定はデフォルトの設定ファイルで定義してありますから、日本語コーディングの設定(coding system,client code page)とワークグループ名(workgroup)の編集でうまくいくはずです。
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初版日時: 2009-08-16 (日) 22:39:13
最終更新: 2009-08-16 (日) 22:39:13 (JST) (5338d) by maruo