なんか、Windows共有ディスクの速度がおそーいなー、と思ったので、今回(2018/2/27)、パフォーマンス・チューニングを施してみました。
参考にしたのは、このページとかこのページとか。
まず、Sambaサーバの現在動作パラメータをみてみます。
# testparm -v
で、結果から以下をみてみる。
log level syslog socket options
ログの出力レベルや、ソケットオプションでかなり速度が変わるらしい。ポイントは、
てことらしい。ので、
log level = 1 syslog = 0 socket options = TCP_NODELAY
これを、smb.confにカキカキします。もう一つは、プロトコルバージョンをより上位バージョンにあげてやる。上位バージョンの方が、速度的に有利だそうです。Windows8.1以降だと、smb2が使用可能。うちはWindows10のみなので、割り切ってこうしちゃいます。
min protocol = smb2 max protocol = smb3 security = user
Windows側で、レジストリエディタ Regeditを起動して、以下を変更します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\TcpipParameters\Interfaces
その中でDhcpIPAddressに値が入っているもの(0.0.0.0以外)を探しだして
編集 -> 新規 -> DWORD を選択
キー名を「TcpAckFrequency」にして値を1にします。
すご~い。うちでは、それまで500Mbps位が上限だったのですが、800~900Mbpsの、Gigabitの上限ぐらいまで速度がでるようになりました。一番効いたのはログレベルかな。是非お試しあれ~。
以下のカーネルオプションを必須で設定しましょう
Processor type and features [*] Avoid speculative indirect branches in kernel RETPOLINE Patch(Spectre) [*] Build a relocatable kernel [*] Randomize the address of the kernel image (KASLR) (Meltdown) Security Options [*] Remove the kernel mapping in user mode Kernel Page Table Isolation (Meltdown)
RETPOLINE対策がされているコンパイラである、GCC7.3をインストールしましょう。但し、Gentoo Stableでは無いので、これまた設定を追加します。
/etc/portage/package.keywords
=sys-devel/gcc-7.3.0 =dev-libs/boehm-gc-7.6.4
/etc/portage/package.use
dev-libs/boehm-gc abi_x86_32 dev-libs/libatomic_ops abi_x86_32
で、emergeします。さらに、以下のコマンドでgccのアップグレード
# gcc-config x86_64-genelic-linux-gnu-7.3.0 # emerge -1v libtool
Linuxカーネルを通常手順でリビルド致します。
# cd /usr/src/linux # make # make modules_install
あとは、ビルドカーネルをブート可能な状態にして、サーバをリブート致します。
本対策で、Spectre&Meltdownにおける、Variant2とVariant3に対応出来ました。Variant1は、アプリ側の対応らしいので、出来ることはここまでかな。とりあえずホッと一安心。
/usr/local/portage/local-overlayに、ebuildファイルを持ってきて配置します。私は、まだ有効ではなかったcyrus-imapdの3.0.5を使いたかったので、cyrus-imapd-3.0.4.ebuildをパクって、3.0.5がインストールできるようにしてみます。
# mkdir -p /usr/local/portage/local-overlay/net-mail/cyrus-imapd # cp /usr/portage/net-mail/cyrus-imapd/cyrus-imapd-3.0.4.ebuild /usr/local/portage/local-overlay/net-mail/cyrus-imapd/cyrus-imapd-3.0.5.ebuild
これは簡単で、ダウンロードしてくるパッケージだけ変更してあげればすんなりできる模様。
# cd /usr/local/portage/local-overlay/net-mail/cyrus-imapd # ebuild cyrus-imapd-3.0.5.ebuild manifest
ここまで打つと、emergeコマンドで、cyrus-imapd-3.0.5が検索できるようになりまーす。めでたしめでたし。
2018年、コンピュータ会に激震が走りました。CPUの投機的実行、分岐予測アーキテクチャに依存するセキュリティホールSpectreとMeltdown。未だに根本的解決策は提示されず、各OSベンダーが必死になって解決策を模索しています。今やクラウドやSNSは必須サービスとして定着しました。これらサービスを乗っ取られるのは非常に厳しいものがあります。そこで注目されているのが、二要素認証。二要素認証とは、通常のユーザ名、パスワードに加え、ワンタイムパスワードと呼ばれる一回のみの使い捨てパスワードを用いて認証する方式です。NextCloudにも導入してみます。
写真って、好き好きだから。同じ写真見て、評価してくれる人と、評価しない人がいるよ。これはしょうがない。好みだから。でもね。まず自分がいいな、って思う写真じゃなきゃいけないよ。 例えば、料理人だってそう。同じ料理を好きって人もいれば、嫌いって人もいる。好みだからね。でも。自分が作る料理は、自分が美味しいって思った料理だから、人にも食べて欲しいものでないと。「俺はまずいよなーって思うんだけど、一応食べてみる?」なんて言ってる料理人から、そんな料理食べさせられるの、嫌でしょ?だから、自分が「これ、いいな!」って思う写真を見せる。これは礼儀だと思う。
てのが、一番近道かな~と思います。
WB,露出補正,コントラスト,彩度。これをコントロールしてみると、いろいろと写真の雰囲気を変えて、作品化することは可能です。ただ~。手ブレ、ピンぼけ、被写体、構図、光。これはどうしてもカバーが出来ないのです。私もある講評会で言われた事があるっす。
なかなか上手く作品化してますね。ただ、ここがもうちょっとこうだったらなぁ、ていう被写体を、技術で作品化してますね。力技で強引に、っていうのかなぁ。それだけでもある程度はカバーできるんですけどね。それだけじゃ、ダメなんですよ。もっと構図に、もっともっと被写体にこだわって。追い込んで!そうすると、もっと素敵な作品になりますヨ。
と。やっぱりね~、被写体への愛っていうのかなぁ。それを引き立てる技術、じゃないとダメなんでしょうね。まずは基本!ですかね~
例えば、明るさ等が変わることが無い状況で、勝手に露出が動いて欲しくないときなどは、マニュアルにして固定のまま使用することが多いですね。プロの方がスタジオ撮影する時とかに、よく使用するみたい。
ので、余計な補正をかけてほしくなく、自分の意志でイメージをコントロールしたいときに、固定して使う、というのが定石みたい。
おじさんレベルの腕では…めったに使うことが無い…(笑)
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