現像とは anchor.png

撮影された情報を目に見える状態に変換してあげる作業のことですね。フィルム時代は、光があたると感光して色がつくフィルムを、薬品を使って感光しないように変換し、フィルム上に像を浮き出させる行為の事を言ってました。 で、このフィルム像を感光紙に焼付け、印画紙の上に再現してあげる作業を焼付け/プリント/引き延ばしと言ってました。この現像、焼付けの工程で、いろいろ特殊効果を加えたりして、写真を加工できたりしたんですね。

じゃあ、デジタル時代の現像とは?

センサーからの情報を直接データとして保存し(RAWデータといいます)、これをパソコン等で画像処理してJPEG画像を作る作業の事をいいます。

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注意! anchor.png

現像は、色調整されたディスプレイでやらないと、おかしな方向に調整されてしまいます。変な色のディスプレイで綺麗に見える調整をすると、その他のディスプレイではおかしな色にしか見えない写真になってしまいますので、ご注意を…

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現像のメリット anchor.png

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撮影後の修正 anchor.png

今のデジタルカメラは、大体JPEGで画像が保存されます。これでデジタル写真として一応完成なのです。今のカメラは、現像までを勝手にやってくれると思えばいい。 が、こういうこともありますよね。写真を素材として使って、コラージュしたり、フィルターかけたりしたい!なんてね。 ですが、JPEGは加工→再JPEG化を繰り返すとだんだん画像が劣化していきます。256階調ではデータ量が少なく、加工に耐える余力が無いんですね。 今のデジタルカメラには、フィルターやエフェクトと言って、ぼかし/ソフトフィルター/ブリーチバイパス等の特殊効果を加える機能が備わってますが、 センサーの情報→画像処理エンジンで加工(ここでフィルターをかける)→JPEG化という手順であの画像になります。 ちなみに、JPEGだとRGB各256段階だと書きましたが、センサー情報は、多いものでRGB各16384段階、4兆4千万色の色情報を持ってます。なもんで、JPEGでは白や黒で飛んでしまった部分にも、RAWでは情報が残っていたりします。

カメラの画像処理エンジンで間に合えば、それはそれでいいのですが、もっと違った加工を高画質で行いたい!とか、撮った後から露出補正とかホワイトバランスを調整したい!とかの要望の場合、センサーからの画像データを直接取り出すほうが有利だ、って事は 分かりますよね?なもんで、撮った後にイメージ調整をやったりするのに向いている、と言う事です。

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古いカメラの再生 anchor.png

デジタルカメラは日進月歩。どんどん進化して、ますます美しい綺麗な写真が残せるようになっています。古いカメラで撮ったJPEG写真は、それっきり。年月が経とうともデータはそのまま残り続けます。改めてみてみると、やっぱ新しいカメラでとった写真の方が、綺麗だなぁと思い知るわけです。当たり前。 が、RAWで撮っておくとどうだろうか。カメラ内の画像処理エンジンは内蔵されているため、交換するってことが出来ませんが、PC上のソフトでJPEG化するのであれば、どんどん新しいものと取り替える事ができます。 古いカメラのデータでも、今最新の画像処理エンジンで現像してやると、見違えるほど綺麗な写真となって蘇る可能性もあります。つまり、今、この瞬間は、今あるカメラでしか残せないけど、時を経て、あの懐かしい過去を美しく再現する事も可能になるわけですよ。

また、カメラ自体は古いので、撮って出しJPEGはもう出せるレベルじゃないけど、現像ソフトで現像してやればまだまだ!なんて使い方も出来ます。めんどくさくはなりますけどね。カメラは数万円~数十万円しますが、ソフトは無料って場合もありますし、アップデートも比較的安いですからね。

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デジタルエフェクトのお勉強 anchor.png

意外とお勉強になりますよ。RAWで撮った写真を一枚用意して、露出補正、ホワイトバランス、コントラスト、明度彩度をいろいろ弄ってみると、画面上でころころイメージが変わります。このパラメータを弄ると、こんな風に写真って変わるのね!と何枚も写真撮らなくてもお勉強できます。で、実際に撮影する時には、カメラ側でパラメータを設定しておくと。

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ちなみに… anchor.png

とりあえず撮っておいて、後で調整すればいいや~、という使い方もできますが、なるべくカメラ上で追い込んでおいた方がいいのは事実。たとえば、明るさ適当で、センサー上で白とびしてしまったところは、どう調整しようが白とびのままです。ホワイトバランスも完全に色が転んでしまうと修正困難です。また、ピント、手ブレは当たり前ですが補正してくれません。なもんで、撮影時にある程度頭でイメージ作って、大体追い込んでおいて、現像時に調整する、って使い方が便利だと思います。

と、言うわけで、JPEG撮って出しというお手軽さも去ることながら、RAWデータが記録できるカメラであれば、RAWも一緒に保存しておいてやるって事をお勧めいたします。後でいろいろ役立つかも?

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現像用のソフトいろいろ anchor.png

おじさんが使った事があるソフトをご紹介いたします。

Capture NX(2,D)
Nikonさんが出している純正RAW現像ソフト。Nikonカメラに入っているExpeedっていう画像処理エンジンと同じピクチャーコントロールが入っているのが特徴ですね。なので、カメラ内でピクチャーコントロールを弄って作ったJPEGと基本同じJPEGが作り出せます。古いカメラで、新しいExpeedで処理させる事もできて、便利ですね。欠点はNikon製カメラしか対応していない事と、処理が重い、遅いという評判が…。NX-Dという最新版は無料。
SILKYPIX
市川ソフトラボラトリーという会社が作っている、和製現像ソフト。色再現とノイズリダクションに定評があって、非常に滑らかな現像結果が得られるのが特徴。対応カメラも非常に多く、新製品出てからの対応期間も意外と早い。操作は簡単で、結構すぐ慣熟できると思います。欠点は、現像処理の特化しているので、わりと機能が少ない事かな。凝った事はあまりできない。必要十分な機能とも言いますが。2万8千円位するので、ちと高い。
CaptureOne
PhaseOneというプロ用機材を作っている会社さんの現像ソフト。もともとは、中判、大判カメラのデジタルバック(フィルムが入るところを画像センサーにとっかえて、写真館で見た事あるようなでっかいカメラをデジタルカメラとして使う)等を作っていて、それ用の現像ソフトだが、フルサイズやAPS-Cカメラにも対応している。プロも納得の現像品質、テザリング撮影といってカメラとPCをつないで、撮った写真をPCで即確認できたりする便利機能も搭載してて、非常に便利。プロの要求に耐える機能を搭載しているので、非常に多機能。サイトでダウンロード版を直接購入だと119ユーロ(1万5千円)位と割と安価。欠点は、海外製のせいか、新製品に対する対応が、若干遅い。
GIMP
UNIX発祥のPhotoshop的ソフト。ufRAWというプラグインを使用すると、RAW現像→レタッチまでこなす。無料で高機能。Mac/Winはもちろんの事、UNIXでも動くってのが強み。おいちゃん的な欠点は…AdobeRGBに対応していない事…かな…

…あれ?王道のPhotoshop/Lightroomあたりは?という突込みがありそうですが、Adobe製品使ったこと、ないんだよねー...昔は超高い、高嶺の花だったもんで。最近、月額980円のお得パックも出てますがぁ、SILKYPIXやCaptureOneで今のところ満足しているもんで、積極的に追加する気にならない…


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初版日時: 2014-08-28 (木) 01:48:10
最終更新: 2014-08-28 (木) 01:54:02 (JST) (1030d) by maruo
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