モータースポーツな世界

ブルーインパルス号3号機も1年 anchor.png

盗難保険で購入した3号機もようやく1年。ですので1年点検に出しました。いろいろ作業をお願いしたら、半日ぐらい欲しいそうなので、代車を借していただきました。一度体験してみたかった、レガシーツーリングワゴン2.0GT(BP5)でございます。距離計見ていたら、まだ70kmしか乗ってないぴかぴかの新車でした。おお!これはいいなぁ。ということでいろいろと気付いた事を書いてみま~す

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インプレッション anchor.png

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外観 anchor.png

ん…まぁ普通のレガシーだよね。特に語るところはない…ところでこのタイヤのRE-050ってなんだろう?レガシーも専用タイヤ履いてる、のかな?一応ディーラーにおいてあったブリジストンのカタログによると、RE-01Rよりも性能は上、と書いてあるのだが。静粛性、排水性、グリップ。う~んほんとなのかなぁ?値段も少々高いし。最近の純正タイヤって、かなり贅沢モノだよね~。インプのRE-070もかなりなもんだが…

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社内に入る anchor.png

乗り込んで、ドアを閉める。「ボフッ」う~ん、なんかいい音するねぇ。やっぱこの辺も高級感出てるよなー。内装もインプレッサと比べると、質感が非常に高いインパネ、ドア裏、ボタンの形状、素材。どれをとってもラグジュアリーって感じです。例えばボタン部分にメタルっぽい縁取りが入っていたり、プラスチック製だと思われる部分も、ソフト目な素材を使用してあったり、メタルな部分は綺麗にメッキしてあるが、いやらしくない程度に抑えてある。そして黒で統一された室内。んむ~、

インプレッサとはぜんぜん違う

まーそらそうだよね。そもそもキャラクターが違う車だし。だがこのクルマは、明らかにクルマを意識しているね。移動するリビングではない。最近のファミリーカーは移動するリビングってのが流行りらしいが、このクルマはそこは妥協してないね。んむ~、スバルらしい。好感が持てる作りですね。また、エアコン、オーディオがインパネと1体型になってる。つまりは交換は許さない!作りなんだね。これも流行りですなぁ。おいちゃんは嫌だけど。だってそーいう装備は社外品の方がいいもの揃ってるんだもぉん。

そして、社内が広い!センターコンソールとかも余裕がある。後ろ振り返ると後部座席のヘッドレストが遠い。にもかかわらず、全長はインプと大して変わらないんだよね。いいパッケージングしてるよなぁ。大したものだ…

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走り出してみよう anchor.png

エンジン始動。「きゅきゅきゅきゅっ」おおっなんか高級感。とは言うものの、ラグジュアリーカーはこーいうものだよね。インプがスパルタン過ぎるだけか。ただ、部品が共通化されたのか、レガシーもNewインプも、スターター音は変わらなくなったね。

では走りだしてみよう。「むぉぉぉぉ~ん」と言う感じのこもりがちのエンジン音。すっげぇ静かだ。凄く落ち着く感じ。ステアリングもかなり軽めのセッティング。親指1本でロックtoロックが容易に出来る。操作系はかなり軽く作ってある。いやぁ、楽チンだねぇ。ストップアンドゴーが多い一般道で普通に走ってみると、低速トルクが非常に厚い。1500回転からスッとアクセルを踏むと、ふわ~っと加速していく。シーケンシャルツインターボの力ですかねぇ。プライマリータービンが2000回転ぐらいから効く様になってるんだろうけど、ラグがよくわからない。というかターボが効いてるのかどうかが全く分からない。社内も静か。むぉぉぉ~んってエンジン音しか聞こえない。タービンの音が聞こえない。加速に落差がない。これホントーにターボ車なんだろうか?正直NAじゃないかと思うぐらいまったく違和感がない。アクセルにリニア。

また、このオートマすごいなぁ。変則ショックがかなり少ない。今のオートマってだいたいこんなものなの?オートマのクルマなんて、かなり長いこと乗ってない。強いて言えば、軽のレンタカーとかしかないし。加速度カーブがほぼ一定のまま。綺麗に曲線を描いてる。ガックンとなる部分がほとんどない。時代の進化ってすごいんだなぁ。これでトヨタのクラウンとかのると、もっとスムーズなのかなぁ?

それとサス。路面の凹凸を適度に押さえ、それでいてがっしりとしている。かなり乗り心地重視のセッティングで、かなり快適。それでいて不安感がない。多分シャシー自体もがっしりしているのでしょう。インプとはまるきり性格が違うクルマだよね~

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ちっと気合を入れてみよう anchor.png

このクルマ、オートマで、スポーツマチック(とスバルは言ってるのかなぁ?)が付いています。せっかくなので、スポーツモードで使ってみました。で、アクセルオ~ン

タコメータの針があっという間に6000回転。 うそっ! 慌ててシフトアップ。手首でくいっと押すだけ。0.5秒ぐらいおいてからシフトアップ。ここでも変則ショックはほとんどない。いや~、これはいいなぁ。手首をくいっとかえすだけで変則ができるんだもんなぁ。だけれども、押してシフトアップ、引いてシフトダウンはどうなんだろう?おいちゃんは逆のほうがいいんだけど。あと、このスポーツマチック、0.5秒のラグがあって、自分の気持ちとはリニアに追従しない。なので、前もって早めに操作する必要があるね。加速時もそう、減速時もそう。多分変則ショック打ち消すためのなんらかの小細工を実行中なんだとおもうんだけどね。でも、この操作感はいいなぁ。オートマも捨てたもんじゃないな、と思わせてくれます。あともう一息なんだけどなぁ。

裏道に入ったついでに、うちの裏にあるプチ山道(カーブ4つぐらいのタイトな道)でちょっとだけスピード出してみる。やはり柔らかい足回りなだけあって、ぐにゅぅ、と外側の車体が沈む。だけど、へにょっ、と沈みきってしまうような柔な足ではなくて、ぐぐぐぅ~っとゆっくり沈んでいく感じね。で、沈みポイントのあるところでぎゅ~っと踏ん張ってる感じ。積極的に沈ませて制御する猫足っぽい感じですわな。減衰曲線も良く考えてある。不安を感じさせないしっかりとした作りだ。

ただ、さっきのあっという間の6000回転。これタコメータ見てないと全く分からない。だってエンジン音が静か過ぎて、回ってるのがよくわかんないのよ。さらに、加速カーブが綺麗な曲線を描いてるので、きがつくとスピードが出てる感覚。裏道であっという間に100km/hに達してしまったり。さらに、さっきの足回り。かなり乗りごごちはいいんだけど、路面状態は良く分からない。サスが打ち消してくれているから、仕事をしているわけですが、ステアリングにその仕事っぷりが伝わってこないのです。 う~ん、クルマからドライバーへの入力情報が少ないんだよなぁ。正直かなりヤバい。このクルマ。

なぜやばいかというと、ドライバーが気楽にアクセル踏んでしまうんですよ。エンジン音も小さく、加速感も希薄、ステアリングインフォメーションも少ないし、車自体に安心感。なんていうのか、「これからやるぞ!」っていう覚悟がドライバーに必要ないの。しようとも考えないの。でその覚悟もないままにそー言う領域につれてってくれる。

点検終ってインプレッサに乗り換えて思ったこと。ステアリング、重い。エンジン音、うるさい。路面の入力をかなり的確に伝えてくるし、正直ラグジュアリーとは完全に程遠い。だけれども、アクセルを開けるとエンジンがうなって、ステアリングからびりびりと伝わってくるわけです。「覚悟はいいかい?」と。ですので、ぶん回すときには気を引き締めざるをえないのです。

レガシーは、この儀式がない。たとえて言うなら、インプレッサは戦闘機、レガシーは旅客機ってところかな?戦闘機は全てがパイロットの制御下にあるけど、旅客機は、全く自覚がないのに気が付くと高度10000m、時速1000kmで飛んでるでしょ?あんな感じかなぁ。 正直言って、インプレッサよりもドライバー自身の自覚が必要なクルマかもしれない。260psがお手軽すぎる …

ていうかこのクルマに260psも必要なのか?

とも思った。200ps位でも十分なような気がした。うん。エンジンがオーバースペック過ぎなような…


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初版日時: 2009-08-20 (木) 00:46:08
最終更新: 2009-08-20 (木) 00:46:08 (JST) (5334d) by maruo
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